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週刊金相場展望 2021年4月12日号

投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートとなります。

鏑木高明 プロフィール
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。


現在、投資日報社 代表取締役 

投資日報出版 代表取締役

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員。
サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。
投資日報α編集長


NY金相場(期近)は3月1,670㌦台のダブル底から立ち直り、先週は1,759.4㌦まで回復。3月の高値を若干更新した。

 
10年債金利が3月末1.7%台後半までの上昇したが、4月に入って1.6%台に落ち着いてきたのが金反発の要因の一つになっている。同様にドル指数も4月に入って急激に調整していることもその要因になっている。ドル相
場と米金利は現在相関性が高いが、金相場にとっても同様。こちらはドルとの逆相関だが、金利高/ドル高=金下落、金利低下/ドル安=金上昇の構図が判り易い。

 
先週の金相場に関しては「週の引け値は1,728.4とイッテコイ型となり、これはローソク足では“トンボ”といわれる一種の転換線」と述べた。


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