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週刊 金相場展望 2024年5月13日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比58.6㌦高の2,360.22㌦で引けた。時間足では4月23日以降形成されてきたレクタングルの保合いを上放れ、強気が再開された。2日連続の引け値でレクタングル内(2,350㌦以下)に戻らない限り、最低でも前の史上最高値を目指す展開を予想する。

先週のビッグイベントは雇用統計であったが、金の強気再開のきっかけになったようだ。

非農業部門の就業者数は前月比17万5,000万人増と、市場予想25万人を下回り、雇用創出ペースが減速し、過熱感が後退したことを示した。失業率は若干上昇。FRBに

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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