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週刊 金相場展望 2024年10月28日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比24.6㌦高の2,754.6㌦で引け、7週連続陽線棒となった。これは2020年6月~8月の9週連続陽線以来の記録である。10週目に大陰線が出現し、高値から最大で186㌦弱下落した。この週は9週目の史上最高値から10%下落した。最終的にはこの調整は22年9~11月の1,610㌦台でダブルボトムを付けるまで続いた。史上最高値からの下落率は22.4%に及んだ。この時の調整は非常に長く、下げも大きかったのだが、これは長期8年サイクルが天井を付け、その後のボトムに向けた下げの時間帯と重なったからである。なお、この長期サイクルの天井に向けての最後の上昇はコロナショック後の安値1,450㌦(20年3月)から同年8月、当時の史上最高値2,078.0を付けるまで43%の上昇率を示したことは記憶にまだ新しい。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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