100バガー(100倍株)を探せ! 2021年3月15日号
【今週の動画はこちら】
https://youtu.be/984SUtfADag
※34分間の動画となります。
1. バリュー銘柄
JFEシステムズ 4832
東証2部上場
銘柄コード 銘柄 上場年
4832 JFEシステムズ 2001年
最小・時価総額(億円) 現在・時価総額(億円) 目標・時価総額(億円)
45 268 461
業態
主に製造業向けのシステム構築と保守管理が主力。JFEスチール向けが4割を占める。電子帳票、製造業向けの原価管理システムを開発・提供している。
※上場年は、東証1部・2部・マザーズ・JASDAQへの上場年月日を記載しております
※ 100倍時価総額は、最小時価総額から計算を行っております。
2. ポイント
1. 川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を母体として分社化された製造業向けのシステム開発を主業としており、鉄鋼関係のみならず、科学・食品・自動車等の様々な分野にシステム提供を行っている。【下期から製造業の回復は鮮明】になってきており、来期以降も底堅い業績となる可能性が出てきている。
2. 同社株の魅力は、堅実な業績を背景としたキャッシュフローにある。【直近5年間のFCF(フリーキャッシュフロー)は155億円】となっており、年平均31億円の還元可能なキャッシュを生み出している。システム事業は、高成長は見込めないが安定成長は見込める業態となっている。直近5年間の年平均成長率(CAGR)4.4%となっており、【今期は減収・減益となるが、長期では成長を持続】している。
3. 同社はJFEスチール(非上場)が65.1%の株式を持つ筆頭株主であり、JFEスチールの親会社は、JFEホールディングス[5411]となる為、親子上場(親の親が上場)関係にある。昨年からの株式市場では、【親子上場の解消がテーマ】となっており、特定株比率が高い同社は、何らかの資本政策を迫られる可能性が高い。
ここから先は
¥ 1,998
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?