週刊 金相場展望 2022年1月5日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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新年おめでとうごうざいます。おかげさまで、今年の第1号は658号目となり、13年目に入りました。13年前の金の価格は750㌦。本レポートのスタートはリーマンショック直後の2009年。以来、ユーロ圏の債務危機と米国のデフォルト危機が重なった2011年9月に当時の史上最高値1,920㌦を付け、その9年後には新型コロナ危機で2020年8月に現在までの史上最高値2,078㌦(期近)を付けた。振り返れば、歴史的な危機が発生する度に金は史上最高値を付けてきたが、それ以前の金の史上最高値はインフレが猛威を振るった1970年後半から1980年であった。当時はオイルショックや、ソ連のアフガン侵攻もあり、世の中は不安に満ちあふれていた。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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