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週刊 金相場展望 2024年12月23日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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【お知らせ】来週のレポートは休刊となりまして、新年は1月6日号となります。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

先週のNY金相場(期近)は前週比30.7㌦安の2,645.1㌦で引けた。先週のメインイベントはFOMCであったが、0.25%の利下げは市場の予想通り。しかしパウエルFRB議長の記者会見がかなりタカ派的と受け止められた。特に来年の見通しでは年4回の利下げが2回に下方修正されたことが、市場にとってはややサプライズであった。

この発言を受け、インフレ鈍化の停滞が改めて示されることとなり、ドル指数が年初来高値をつけ、金利も半年ぶりの水準まで戻した。金利とドルの上昇は金相場にとっては弱気の影響を受ける。スポット市場は一時50㌦以上下落して2,500㌦台まで売られた。ただ週末にかけては、インフレ指標であるPCEとコア指数がいずれも市場予想を下回ったことで、インフレ上振れに対して過度な警戒感がやや薄れ、金相場は戻した。
続きはPDFファイルをご覧下さい。

【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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