週刊 金相場展望 2022年9月20日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比46㌦安の1,672.8㌦で引けた。先週はCPIショックの名の下、金利が大幅に反騰、6月の高値水準3.5%近くまで上昇した。先週は次の通り述べた「13日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が注目されるが、ただ既に強い数字が出るとの見通しの下でドルや金利が上昇しており、発表と同時に材料出尽くし的な動きが予想される。さらに、もし市場予想より弱い数字となれば、9月の利上げ幅が縮小されるとの見方も出てこよう。それは金相場にとっては有利な材料となる。いずれにしろ、引き続きFOMCでの大幅利上げを継続するとした市場の見方が、ここで材料出尽くしか、あるいは経済に陰りを見せ始めるような数字が出ることで市場のセンチメントが変わる可能性がある。今週はこの指標に注目しておきたい」。
市場予想を上回る強い数字が発表され、市場では1%の利上げ幅の可能性もあるとした見方が一部で広まっている。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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