週刊 金相場展望 2024年11月25日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比142.1㌦高の2,712.2㌦で引け、前週の陰線を打ち消した。先週は地政学的リスク面での金買いが目立ったとえよう。
ウクライナがロシア領への欧米製の長距離ミサイルを発射したことで戦争は新たな局面に入った。報復としてロシアは核搭載可能な弾道ミサイルを使用、CNNのニュースによると「今回の攻撃はロシアと西側の対立における決定的な局面、そして潜在的な危険性をはらんだ局面を示すものでもある。 ロシアのプーチン大統領によれば、使用したのは多弾頭搭載型の弾道ミサイル。 攻撃での使用は、数十年続いた冷戦期の抑止ドクトリンからの逸脱となる」と報道。
西側ヨーロッパ圏での戦争拡大リスクが高まりつつあり、金塊購入への依存が強まっている。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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