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週刊 金相場展望 2024年1月22日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比22.3㌦安の2,029.3㌦で引けた。高値は2,041.9㌦、安値は2,004.6㌦と辛うじて2,000㌦を維持した。この2,000㌦の節目は現在の金相場の強弱を測る分岐点となっている。特に週の引け値が12月の安値(期近で1,987.9㌦)を更新してくると、強気は警戒しなければなるまい。

先週述べたことだが「スポット市場、12日は2,017.3㌦と週の安値をつけ、同時に週の高値2,067㌦もこの日につけた。これは米国と英国が、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する標的を攻撃したとの報を受け地政学的リスクが高まったことによる。週明けこの影響が注目されるが、突発的な地政学的要因で上げた相場の寿命は短いので注意したい」まことに短命で終わってしまった。

今週は、先週の安値更新は警戒すべきだが、その後、直ちに反発するようであれば、特に2,000㌦割れも引け値で戻す場面は逆に逆に強気トリガーになる。今週はこの動きを見極めたい。
地政学的なリスクに関しては新たな戦局も伝えられている。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。

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