週刊 金相場展望 2022年3月7日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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4日発表された米雇用統計の非農業部門就業者数は前月比67万8,000人増(前月48万1,000人)と伸びが拡大、市場予想(40万人増)を大幅に上回った。失業率も3.8%と、前月から0.2ポイント改善。しかし、市場の反応はまちまちであり、米10年債金利は先月の2%超えから今月に入って低下、先週末は1.73%台で落ち着いた。ドル指数は一昨年5月以来の高値99.00近くまで上伸、ユーロは対ドルで1年10カ月ぶりの安値に落ち込み1.100を割り込んだ。しかしドルは対円では4日高値115.60から1円近く下落。有事の円買いが勝ったが基本的にドル高の状況だ。金先物(期近)はドル指数の上昇にも関わらず、週末は1,974㌦まで上昇し、先月付けた2020年9月以来の高値1,976.5㌦に迫った…
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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