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中原駿米国長期金利スペシャルレポート 2024年8月19日

<要約>
①   米国長期金利は歴史的なボトムを付け非常に強気な第一4年サイクルの終盤にいる。
 
②   4年サイクルボトムの想定時間は2024年8月5日の可能性が高いが、遅くとも年内(~12月まで)にはつける筈である。
 
③   8月5日の問題点は金利が想定より高いレベル(3.667%)でとどまったことである。4年サイクルのボトムのターゲットは2.68%±0.55%,すなわち2.13~3.23%のレンジであったからだ。ただし強気であれば、半値以上、つまり3.667%以上でとどまってもおかしくはない。この場合調整は0.333%から5.021%の上昇幅、4.688%に対して1.534%、すなわち28.9%ということになる(約3割)。
 
④    一方、サブシナリオは39カ月サイクルが復活した場合である。39カ月サイクルが2023年4月に37カ月で終了した可能性はある。この場合、2024年8月は新13カ月サイクルの16カ月目。第一13カ月サイクルは8月までがオーブなので8月5日はボトムの可能性が極めて高い。しかも、39カ月サイクルが復活している場合、2023年4月の安値、3.253%を割れることはない。

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