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週刊 金相場展望 2024年11月18日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比124.7㌦安の2,570.1で引け、下げ幅を拡大させた。次期大統領、トランプ政権下の金利上昇を懸念しての動きであり、金相場の足かせとなっている。

先ずは10年債利回りのチャートから見て行こう。現在、3ポイント上値抵抗を形成するかどうかのクルーシャルポイントにきている。来年のトランプ政権下の金利上昇圧力はチャート見れば、9月中旬の3.6%割れから始まったといえる。現在は4.4%台まで上昇しているものの、年初来の高水準となった4月の4.73%にはまだ届いていない。

一方でドル指数をみると、金利が底を打った時間帯で同じく、底を打った。先週は4月に付けた年初来高値(106.51)を更新した(107.07)。金利との関連でみると、金利高とドル高は相関性があるが、今のところ両者はひずみが生じており、金利が4月のレベルを超えるまでは異市場間弱気ダイバージェンスが有効だ。これは一旦、トランプ政権下の金利上昇の材料は織込んだといえるかもしれない。



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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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