週刊金相場展望 2021年3月22日号
投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートとなります。
鏑木高明 プロフィール
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。
現在、投資日報社 代表取締役
投資日報出版 代表取締役
(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員。
サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。
投資日報金融版編集長
NY金相場(期近)は3月8日1,673.3㌦安値を付けた後は反発に転じている。この反騰が修正高か、本格的な上昇を開始させたのかの判断が重要である。
前者なら、4月前後に付けるであろう8年サイクル内の最後(3つ目)
の32カ月サイクルボトムに向けて再度急落して3月8日安値をテストするだろう。このボトム目標値は先月述べた通り「… 昨年3月コロナショックで付けた安値を起点とした上昇幅の62%訂正が1,689㌦。32カ月サイクル全体の
上昇幅の38%訂正が1,725㌦。50%訂正が1,617㌦、62%訂正は1,509㌦となるが、これは昨年3月コロナショックで付けた安値に顔合わせする。
これ以上の下げは強気筋にとっては芳しくない」。目標値の上限には達した。後者のケースでは、3月8日がそのボトム。前サイクルが非常に強気型のサイクル(24カ月上昇して、史上最高値を更新、その後7カ月下落)であったので、新サイクルの上昇期でも高値を更新する可能性が高まる。
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