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週刊 金相場展望 2022年5月9日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場は週明け続落し、前週の現物市場との間で懸念された弱気トリガーを引き継いだ形となり、3日にはほぼ3カ月ぶりの安値となる1,849.7㌦まで売り込まれた。


また先週の重要なイベントであったFOMCでは一部懸念した75bpの引き上げはなく、50bpに留まり、市場はやや安堵。金相場も一時は1,900㌦を回復したものの、引け値は1,882.8(期近)で終えた。


パウエルFRB議長の記者会見では、今後のFOMCで75bpの利上げは「積極的に」検討しないと述べたものの、50bpの追加利上げは今後数回の会合で検討する-といったタカ派的な姿勢もうかがえた。50bpの引き上げが常態化すれば、インフレが抑制され、金相場にとっては不利な影響を及ぼすことになろう。無論株式にとっても同様だが、今回の50bpの引き上げは2000年以来という…

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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