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週刊 金相場展望 2023年10月2日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金(期近)相場は前週比79.1㌦の大幅安となり、1,848㌦で引けた。チャートフォーメーション上では下降ウエッジを下抜け、下げを加速させた格好だ。これまで、ジリジリとした金利上昇に堪え忍んでいたところ、ついには我慢できずに、買い方の投げも誘い、崩落した。先週のコメントだが-「週足チャートでは7月以降、下降ウエッジ気味に推移。1,900㌦前後への下押しは許容範囲」―この崩落はやや想定外であった。

ただ直近では取り組みもかなり減り、一旦、この下げも数日内で終わると予想される。価格的には今年3月の年初来に付けた安値1,810.8㌦がサポートされるとみるが、ブレイクされると深刻な下げにつながる。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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