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週刊 金相場展望 2024年4月22日号 

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比39.7㌦高の2,413.8㌦で引けた。週の高値は2,417.40と前週付けた史上最高値2,448.8㌦を抜けなかったものの、強気を維持している。

ドル指数は依然として強く、106を維持。先週も述べたが、「弱気材料となるドル高が著しく、106台へと上伸した。にもかかわらず、金は上伸した。もはや金はドル高に影響を受けなくなったのか。これはインフレに対する警告か、地政学的リスクが益々高まるということか?いずれにしても、世の中にとっては良くない環境をもたらす兆候を示していることは確か」。

先週はイスラエルがイラン空軍の基地、中部イスファハン近郊を攻撃、中東の軍事大国同士の報復合戦が激化している。両国とも国民に対するメンツを保つための出来レースと言われ、大きな被害を与える戦争ではないとの指摘もあるが、一歩間違えれば、最悪の事態に陥る危機をはらんでいる。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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