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週刊 金相場展望 2023年2月13日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場はほとんど動かず、高値は1,902㌦、安値は1,863.5㌦、引け値は1、874.5で前週比は-2.1㌦であった。スポット市場の時間足を見れば、10日に下げがスタートしたように見える。
参考に、時事通信報道による2月の米経済概況を掲載しておく。
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景気は全般的に底堅く推移している。2月3日発表された1月の雇用統計は、失業率が3.4%と前月比0.1ポイント改善し、約53年ぶりの低水準を記録。非農業部門の就業者数も前月比51万7,000人増と、市場予想の3倍近い伸びとなった。一方、インフレ率は昨年6月をピークに、低下基調にある。インフレ抑制と成長維持を両立する「ソフトランディング」実現への期待も浮上。FRBは2月のFOMCで、利上げ幅を0.5%から0.25%に2会合連続で縮小した。好調な雇用を背景とした根強いインフレ圧力を踏まえ、FRBは利上げを続ける方針だ。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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