週刊 金相場展望 2024年8月5日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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※ 来週8月13日号の金相場展望はお盆のためお休みとさせていただきます。
先週のNY金相場は期近ベースでは7月17日の史上最高値2,488.4を更新(2,498.9)したものの、10月限ベースでは2,512.8に対して2,498.9と高値更新とはならず、反落した。これが弱気ダイバージェンスになる可能性がある。ただ前週比では42.8㌦高の2,447.3㌦となり、7月25日に安値2,375.1㌦を割り込むまでは弱気とは言えない。
全体的には4月以降からのレンジ相場が続いており、中立である。
先週は7月の米雇用統計が発表され、全般的に低調な内容だった。非農業部門の就業者数は前月比11万4,000人増にとどまり、市場予想17万5,000人増を大きく下回った。また失業率は4.3%(市場予想4.1%)に急上昇し、前月から0.2ポイント悪化した。大幅に下振れした今回の雇用統計は、需要が急速に減速していることを示す最近の米経済指標を裏付けする内容で、市場は9月利下げを確実視しており、もはや関心事は利下げ幅が0.25から0.5%、さらに12月も利下げするとの見方も強まっている。
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~夏季休業のお知らせ~
【休業期間:8月6日(火)~8月12日(月)まで】
誠に勝手ながら弊社8月6日(火)~8月12日(月)まで夏季休業とさせていただきます。
休業に伴いまして「週刊金相場展望」の8月13日(火)号を休刊とさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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