週刊 金相場展望 2024年4月15日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
-----------------------------------------------------------------------------------
先週のNY金相場(期近)は前週比28.7㌦高の2,374.1㌦で引けた。週の高値は2,448.8と引き続き史上最高値を更新。ただ、週末の安値は2,350.6㌦と高値から100㌦近く下落した。
直近では、最後の2,000㌦割れが観測されたのが2月14日(1,996.4㌦)。そこから8週間で452㌦の上昇は1979年以来である。この時は400㌦からスタートした相場が8週間で895.0㌦まで暴騰し、上げ幅は495㌦となった。ただ当時と価格帯が異なるので、上昇率を参考にすると、当時は2.24倍になったが、今回はまだ23%程度しか上昇していない。当時と比較すればまだまだ上昇の余地は残されていると見る。ただ時間軸では同じ8週間ということで一旦調整が入る時期といったところか。
さて、先週は金相場にとっては弱気材料となるドル高が著しく、106台へと上伸した。にもかかわらず、金は上伸した。もはや金はドル高に影響を受けなくなったのか。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
ここから先は
¥ 550
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?