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週刊金相場展望 2021年3月15日号

投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートとなります。

鏑木高明 プロフィール
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。


現在、投資日報社 代表取締役 

投資日報出版 代表取締役

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員。
サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。
投資日報金融版編集長


NY金相場(期近)は8日1,673.3㌦と前週の安値を若干更新し、昨年6月以来の安値を付けた。結果的に昨年6月以降、史上最高値更新までの上昇幅を全て帳消しにした。

 
ただ下値目処としては過去2週間次の通り述べた「ただ下値は目標値の一つに到達した。……昨年3月コロナショックで付けた安値を起点とした上昇幅の62%訂正が1,689㌦。32カ月サイクル全体の上昇幅の38%訂正が1,725㌦。
50%訂正が1,617㌦、62%訂正は1,509㌦となるが、これは昨年3月コロナショックで付けた安値に顔合わせする。これ以上の下げは強気筋にとっては芳しくない」。

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