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週刊 金相場展望 2022年3月28日号

先週のNY金相場(期近)は前週比24.9㌦の1,954.2㌦で引け、週足では陽線引けとなった。3月8日の史上最高値2,078.8㌦から、6日間で183.6㌦下落して1,895.2の安値を付けたものの、まだ暴落には至っていない。現段階では3月8日の高値が2020年8月7日の高値(2,078.0)に対するダブルトップで天井を付けたのかどうかは未確認。


当時の史上最高値(中段のチャート)と今回(上段のチャート)の高値は0.8㌦しか違わないが、その後の足取りを比較してみるとチャートの通り。同じように展開されるとは限らないが、このまま戻りが弱ければ、保合い下放れには警戒しておきたい。当時は一時、2,000㌦を回復して戻りを終え、その後1,900㌦がサポートとなったが、1カ月半後にはブレイクされた。それでもまだ、1,900㌦前後での保合いが続いた…

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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