週刊 金相場展望 2022年4月18日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比29.3㌦高の1,974.9㌦で引け、2週連続陽線引けとなった。
日足ベースでは史上最高値から直近の下げ幅に対する半値戻しを達成。先々週のチャートよりも強く見える。
先週は次の通り述べた「ただチャートでは3月16日に1,895㌦の安値を付けて以来ほぼ横ばいの動きが続いていると言える。一方で、ドルはこの数週間の保合を上放れ、ほぼ2年ぶりの高値に迫っている。本来ならこういったドルの強調相場では、金は売られるのだが、現水準に留まっていること自体が、次の強気相場に備えている状態にあると言えるのでないだろうか」。相場観は悪くない。このイメージで行けば、最低でも前の高値に接近すると見らえる。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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