欲しいものを買うな!要るものだけを買え!【出費を抑える簡単な方法】
皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。
今までの記事では、お金の貯め方、お金の管理の仕方などについて、話してきました。
お金を貯めるために、一番重要なのは、まず、出費を抑えることです。
出費を抑えることができたら、お金を貯めることができて、貯めたお金で投資できます。
今日は、その出費を抑えるために、最も重要なコンセプトをご紹介したいと思います。
それは:「欲しいものを買うな!要るものだけを買え!」というコンセプトです。
①「要る」ものだけを買うことの重要性
実は、多くの人は、「欲しいもの」と「要るもの」の違いがわかっていません。
皆さんも、「これ、欲しい。買う」という状態になることが、多くないですか?
残念ながら、その「欲しい」という気持ちだけで、ものを買うかどうかを判断するのは、大きな間違いです。
では、なぜ、「欲しいもの」を買うのは、間違いなのか、具体的な例で見ていきましょう。
Aさんは、家電屋さんでぶらぶらして、最近どんな家電があるのか、見に来ました。
その時、最新のヘッドマッサージ機が展示されていることに気づきます。
Aさんは「このヘッドマッサージ機、めちゃくちゃ格好いい!」と思っています。
隣に立っている説明員にも、色々と相談して、体験もできます。
マッサージ機を使ってみたら、本当に気持ち良かった。
ちょっと高いけど、Aさんは長く使うつもりで、その場で購入することにしました。
家に帰って、家族に、買ったヘッドマッサージ機を見せます。
家族の皆さんもマッサージ機を使ってみて、「気持ちいい!」と高評価!
Aさんはとてもいい買い物したと感じています。
ただ、残念ながら、ここから、状況が変わります。
そもそも、この機械を収納するのは大変だし、毎回出すのは面倒くさいし、お店で体験した時と比べて、もう特に驚き感がありません。
結局、Aさんはマッサージ機をそのまま棚に閉め、今は全く使っていない状況です。
最終的には、Aさんも気づきましたが、このマッサージ機は無駄遣いでした。
高かったのに。
Aさんは「今後、気を付けよう」と、自分に納得させましたが、こんなことは、実は、毎年、何回か起こります。
こんなことは、Aさんだけではありません。
多くの人は同じ失敗を何回か繰り返しています。
そもそも、消費社会ですから。
ただ、僕は、個人的に、消費社会に何がいいか、理解できません。
それはなぜかというと、生き残るために、ある程度消費が必要ですが、何を消費するのか、もうちょっと考えた方がいいと思います。
ただ単に、「これ欲しいから買う」という考え方は、避けて頂きたいと思います。
では、どうすればいいのか、説明していきます。
まずは、「欲しい」と「要る」を識別することは、最も重要です。
「要る」ものは、本当にないと生活ができないものです。
ここは、もちろん、食品だけとはいいません。
人それぞれで、自分としての本当に「要る」ものが違います。
例えば、男性は化粧が要らないけど、女性は要ります。
目の悪い人はメガネやコンタクトが要りますが、目のいい人は要りません。
趣味はテニスの人は、ラケットとかが要ります。
ここは、重要なのは、自分として、本当に要るものを明確にして頂きたい。
それ以外のものは、「欲しい」ものになります。
つまり、この「欲しいもの」は無くても、別に生活に困らない、ということです。
この「欲しいもの」を買うのは、本当に避けて頂きたい。
先ほどのAさんの例でも見ましたけど、欲しいものを買ってしまったら、あとで全く使わないことが非常に多くて、ただの無駄遣いになってしまいます。
②なぜ、「欲しい」ものを買ってしまうのか?買った後はどうなる?
では、そもそも、なんで人間が「欲しい」ものを買ってしまうのか?
ここは、心理学になりますので、簡単に説明していきます。
僕の専門ではないので。
「欲しいもの」がある場合、自分に刺激が与えて、ワクワク感が出てきます。
そのワクワク感の影響で、自分が感じる幸せのレベルが上がっていきます。
そこで、その「欲しいもの」を購入して、そのものを手に入れて、幸せのレベルがもっと上がっていきます。
そのものを使っている最初のころは、自分の幸せのレベルが一定の水準に安定して、それ以上に上がりません。
自分の幸せのレベルはもう上がりませんので、ワクワク感がどんどんなくなります。
ワクワク感がなくなっていくと、自分の幸せのレベルが下がっていきます。
最終的に、少し時間がたったら、自分の幸せのレベルが元の水準に戻ってきます。
実は、辛いことがある時も、同じことが起こります。
この辛いことがあった時に、自分の幸せのレベルが下がりますが、ある程度、一定の水準に安定します。
そこから、時間がたつほど、自分の幸せのレベルが上がって、元の水準に戻っていきます。
この「幸せのレベル」は、このグラフでよくわかります。
嬉しいことがあっても、辛いことがあっても、幸せのレベルはいつも元の水準に戻ります。
③最近、求めている「刺激」や「映え」等の問題
また、先ほど説明した「刺激」を求める人は、特に最近は、多くなっています。
インスタ映えは「刺激」の一つです。
とにかく、なんでもいいから、刺激が欲しい、という人が増えています。
だって、レインボードーナツって、絶対に「要るもの」じゃないでしょう。
明らかに、「欲しいもの」です。
なのに、買う人が多いです。
刺激、刺激。
ただ、この刺激の大きな問題は、頻度が高いほど、この刺激から得られた幸せがすぐ元に戻りますので、また刺激を求めます。
なので、悪循環や依存症になってしまいます。
④「ほしい」ものを買わないのにするため:「三日ルール」
ということで、「欲しいもの」を買う前に、本当に考えて頂きたいと思います。
実は、「欲しいもの」を買わないように、簡単な方法があります。
それは「三日ルール」です。
「欲しいもの」を買う前に、三日間、待ってください。
三日間たっても、まだこのものを欲しかったら、買ってもいいと思います。
でも、よく起こるのは、少し時間がたったら、最初に出てきたワクワク感がもうなくなっていますので、そもそも買わなくてもいいと感じます。
ぜひ、この「三日ルール」を使っていただければと思います。
・結論
それでは、この記事で、出費を抑えるために、「欲しいも」のを買わないようになるための方法をご紹介させて頂きました。
「欲しいもの」と「要るもの」は、本当に別ものです。
「欲しいもの」は生活に全く要りませんので、できるだけ買わないようにして頂ければ、うれしいです。
2020年10月18日
投資家Cuber
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