【S&P500】最強の指数をわかりやすく解説
皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。
※この内容はYouTube動画でも説明していますので、ぜひご覧ください!^^
投資に関するニュースでは、必ず「S&P500」という言葉が出てきます。
ただ、投資の初心者の方は、「S&P500って、何となくわかるけど、もうちょっと知った方がいいかな?」と思う方も多いではないでしょうか?
まかせてちょんまげ!
今日は、S&P500をできるだけわかりやすく解説していきます!
①S&P500の簡単な概要
「S&P」は「Standard & Poor’s(スタンダード・アンド・プアーズ)」の略で、アメリカの金融サービス企業となります。
「S&P500」はStandard & Poor’sが作った、アメリカの代表的な500社に連動する指数(インデックス)です。
アメリカ版の日経平均株価と思ってもらった良いです。
S&P500は実は505銘柄で構成されています。
その理由は、議決権の有無などによって、同じ企業は複数の株式を発行しているからです。
有名な例としては、Alphabet(Google)はClass AとClass Cの株式を発行しており、両方ともS&P500に含まれています。
②S&P500の構成と過去の実績
S&P500の構成は以下の通りです。上位10社は全体の約27%を示しています。
ここで、「なんで500社以上があるのに、10社だけで27%??」と思う方もいます。
これは、S&P500は「時価総額加重平均型」だからです。
つまり、企業の時価総額が大きいほど、割合が大きいです。
上位10社を見ますと、Apple、Microsoft、Facebook、Amazon、Microsoftなどと言った、誰でも知っているアメリカの大手企業ばっかりです。
また、こちらの「GAFAM」だけでは、なんと21.48%も示しています。
セクター別で見ますと、情報技術、ヘルスケア、金融、一般消費財など、様々な分野で分散されていることがわかります。
各セクターの代表的な企業も見ても、日本でも誰でも知っている企業ばっかりですね。
はやりアメリカは強いです。
S&P500の長期の実績を見ても、とんでもないことになっています。
30年間でなんと約1,000%のリターンもありました。
平均の年間リターンで計算すると、8.2%となります。
同じ間では、日経平均株価はわずか20%しか上がっていません。。。
③S&P500の採用基準
もちろん、人気のある企業だから採用される、というわけではありません。
Standard & Poor’sはかなり厳しい4つの基準を定めています。
1. 米国企業である
S&P500に採用される企業はアメリカの企業だけです。
残念ながら、日本などの企業は入ることができません。
2. 時価総額=53 億ドル(約6,000億円)以上ある
この時価総額はどれぐらい高いかというと、6000億円を超えている日本企業は237社しかありません。
3. 流動性が高く、浮動株が発行済株式総数の50%以上ある
浮動株は株式市場に流通されている株式の割合です。
こちらは、簡単に誰でも取引できる、という条件となります。
4. 4四半期連続で黒字の利益を維持している
ちゃんと利益を出し続けている企業のみ対象となります。
④S&P500への投資方法
S&P500は世界中に最も注目されている指数(インデックス)です。
日本でも簡単に投資できます。
方法としては、「投資信託」と「ETF」があります。
1. 投資信託でS&P500に投資する
SBI証券でも、楽天証券でも、S&P500に連動している投資信託があります。
オススメの投資信託は、以下の2つです。
こちらは、低コスト(信託報酬0.1%以下)で、100円から購入できますので、初心者でも少額で投資することができます。
2. ETFでS&P500に投資する
こちらも、SBI証券でも、楽天証券でも、S&P500に連動しているETFがあります。
ETFは上場している投資信託であり、簡単に取引できるものです。
最も有名なETFは以下の3つです。
全てS&P500に連動していますので、長期のリターンにほぼ差がありませんが、コストを考えると、バンガード社が運用する「VOO」はベストかなと思います。
・まとめ
今日は、世界最大の指数である「S&P500」について解説しました。
アメリカの代表的な企業500社に連動しており、厳しい採用基準で選定されたTOP企業ばっかりで構成されている指数です。
長期間で見ても、過去から高い実績を出していますので、誰でもおススメできる投資先です。
日本でも、投資信託やETFを使って、投資できますので、まだの方はぜひ検討してください!^^
2021年6月19日
投資家Cuber
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