事業の選択④ ~エンドから直でお金が貰えるビジネス~
最近は、珍しく働いているORIです。
新型コロナウイルスの影響により、ちょっとだけ忙しめです。
もちろん、マスクは売っていませんよ・・・
任天堂switchも売っていませんよ・・・
「法律改正を望むより、自分が変わる」という記事の中で、
法律が変わったらチャンスが生まれると書きました。
今、世界中で既存のビジネスに支障が出てきている一方、同時に新しいビジネスが多く生まれている真っ最中かもしれません。
さて、今日は、事業の選択④ということで、おそらく事業の選択シリーズの最終回です。
③お客様が利益を感じられることもシンプルですが、今回の内容もシンプルです。
・事業の選択①
~最大限の損失と固定費~
・事業の選択②
~事業と事業を組み合わせる~
・事業の選択③
~お客様が利益を感じられること~
と、3つ紹介してきました。
今回は、事業の選択④「エンドから直でお金が貰えるビジネス」です。
わりと「to Cビジネス」はこれに当てはまります。
お客様から直でお金が貰えるビジネスのメリット「その1」は、売上や利益率が大きくなりがちということです。
単純に、誰も、あなたが生んだ価値を奪うものがいないのです。
あなたの生んだ価値を誰も奪わないので、当然、売上は大きくなり、利益率は高くなります。
メリット「その2」は、利害関係者がお客様のみで、その他の影響を受けないというところです。
YouTuberは、Googleからお金を貰いますが、エンドである広告主はGoogleにお金を支払っています。つまり直でお金を貰えません。
(エンドとは、一連の取引において、最終的にお金を払っているそのビジネスの源泉という意味で使っています。)
建設関係でいえば、ゼネコンは、エンドである建築主から直でお金を貰いますが、それ以外の関係者は、基本的に建築主からお金は貰いません。
外注や受託なんかの商売は全て元請けがいるので、元請けがお金をエンドから貰います。
こういった元請けがいる事業は、収入を自分一人で決めることはできません。
このような事業は、直でお金が貰えない為、利益率は小さくなりがちですし、あなたにお金を払ってくれる人の事業に、あなたは依存していることになります。
元請けの業績に、自分の事業の業績が左右されるということです。
あなたが、直でお客様からお金を貰えるビジネスをしていれば、お客様が満足感を感じる相手は、あなたの会社であり、あなたになります。
また、事業はあなたの自由に改良していけるので、意思決定も、なにもかもが自由です!
売上の増加にも有利になります。
あなたは、自分で自由にビジネスが始めたいから開業するのではありませんか?
私は、下請けとは、サラリーマンと事業主の中間的位置づけだと思っています。
開業するのであれば、自由に、かつ、誰からもお金を抜かれること無く、ビジネスをしたいですよね?
まとめると、お金を最終的に支払う人から、お金を直で貰えるビジネスは、外部の影響が小さいため、利益率も高くなり、自分の意思で自由にビジネスもしやすくなる。ということです。
大家業、不動産仲介業なども、直ですね。
直でお金を貰えるビジネスを開始し、その事業にゆとりがでてきたら、非効率な箇所は、外注・下請けに回せばいいのです。
インセンティブや紹介料などは、売上を高める為の一種の変動費です。
これは、費用を増加させて、収益を、その費用以上に上げる行為です。
収益を抜かれて、利益を減少させているわけではありません。
あなた自身が下請けビジネスをしていては、よほどあなたに専門性が無い限り、他へ仕事を外注する余裕は無いでしょう。
なぜなら、あなたにお金を支払う1つ上の層の会社は、そもそも、あなたが仕事を断らないギリギリの支払いしかする気が無いからです。
この事業の選択④に関しては、例外パターンもあるかもしれません。
しかし、今から何かを始めるなら、少なくとも、下請けにはならないようにしましょう。
これで、4つの「事業の選択」をお話することができました。
・事業の選択①
~最大限の損失と固定費~
・事業の選択②
~事業と事業を組み合わせる~
・事業の選択③
~お客様が利益を感じられること~
・事業の選択④
~エンドから直でお金が貰えるビジネス~
この4つを満たすようなビジネスを是非考えてみて下さい
では、また明日!