ライオン兄さんのやばい評判・経歴で分かる米国株FIREの真相
ライオン兄さん(山口貴大)は、米国株でFIREを達成する方法論を発信している投資系YouTuberです。
SNSの総フォロワー50万人以上、出版書籍は20万部超え。「資産運用をしよう」を世界一広めギネス認定されたこともあるそう。
YouTubeのほかに、InstagramやX(旧Twitter)等での情報発信、投資本の執筆、投資スクールの運営なども行っています。
様々な方法を用いて、「年収300万円から最短最速でFIREする方法を毎日発信している」とのこと。
しかしネットでは「本当に米国株でFIREできるのか怪しい」「言っていることが胡散臭い」といった評判が散見されます。
そこで今回はライオン兄さん(山口貴大)が怪しいと言われている理由を、同氏の評判や経歴から調査してみました。
ライオン兄さんの評判で分かる「怪しい」理由
ライオン兄さんが「怪しい」と言われている理由は、主に以下の3点が挙げられます。
セミナーの内容が薄っぺらい
株式投資に詳しいわけじゃない
本当に米国株投資でFIREしたのか?
ライオン兄さんに向けられた投資家たちの評判・口コミを交えながら、順番に詳しく解説していきます。
Financial Free Collegeの内容が「薄っぺらい」
ライオン兄さんは、Financial Free Collegeという投資スクールを運営しています。
最低限の内容が学べるビデオコースから、サービスが充実した上級者向けのゴールドコースと呼ばれるプランまで用意されています。
料金は最低ランクのビデオコースでも30万円からとなっており強気な値段設定となっています。
ビデオコース: 30万円
基礎知識を身に付けることを目的とし、インデックス投資の基礎知識、市場分析の方法、リスク管理のテクニックなどを学びます。
ブロンドコース: 39.8万円
基礎に加えて、個別株の選定方法やポートフォリオ構築の戦略を学びます。また、Zoomを通じたライブセッションで、直接質問やディスカッションが可能です。
シルバーコース: 49.8万円
中級者向けで、テクニカル分析の応用や、高度な投資戦略、税金対策など、より実践的な内容が含まれています。受講者は、専任のアドバイザーと個別に相談しながら学習を進めることができます。
ゴールドコース: 79.8万円
上級者向けで、投資理論の深堀りや、複雑な投資戦略、国際投資の手法などを学びます。また、受講者同士のネットワーキングイベントや、特別講師によるセミナーも開催されます。
そんな強気の料金設定にも関わらず、セミナーを受講した人たちからは「内容が薄すぎる」との評判が多数寄せられている模様。
「ライオン兄さん本人に投資経験が少なく、テクニカル分析等の知識が乏しい」とのこと。
これが事実であれば、投資初心者が投資初心者に30万円以上も払ってセミナーを受けに行くようなものではないでしょうか。
調査を進めたところ、実はライオン兄さんの経験・知識不足に対する疑問の声は、上記の口コミだけではありませんでした。
ライオン兄さんは株式投資に詳しいわけじゃない?
ネット上では「ライオン兄さんは株に詳しいわけじゃないのでは?」と疑問の声が多く寄せられています。
中でも「ライオン兄さんが配信している情報が間違っている」との口コミが多く見受けられます。
ライオン兄さんは自身の動画で「米国株ETFの分配金には10%の外国税が掛からず、個別株には税金が掛かる」と発言した模様。
口コミの指摘通り、米国株の分配金には個別株・ETF問わず、米国内税率の10%の税金が掛かります。
ちなみに日本で米国株の投資を行うと、米国内の税率と日本国内の税率が掛かるため、二重課税となります。
そのため、確定申告で二重課税を調整する外国税額控除が出来るのですが、ライオン兄さんはその話をしていたのではないかと考えられます。
ですが、確定申告で外国税額控除できるのは、個別株もETFも同じです。
以上のことから、ライオン兄さんはETFに触ったことはあるが、個別株式に投資したことがないのではないかと考えられます。
そもそも、ライオン兄さんは元々FXトレーダーだったそうで、株式での投資経験が少ないことが分かっています。
takalion23というハンドルネームで、2020年ごろまでFXや暗号資産、趣味のサーフィンのブログを運営していたそうです。
またライオン兄さんはYouTubeサブチャンネルで、為替FXや暗号資産の講義動画もアップしていた模様。
サブチャンネルのリンク先に、先ほどのブログのリンクが貼ってありましたから、takalion23=ライオン兄さんで間違いないでしょう。
そのため自分が投資している金融商品以外のことは、経験がないため知識も必然と乏しくなるのではないかと。
個別株投資について勉強したいなら、他の選択肢も視野に入れたほうが良いかもしれません。
最近は有益な投資情報を無料公開している個人投資家がゴロゴロいますからね。
例えば「億を稼いだ手法を公開する投資家」もいますし、その手法を実践し300万円の元手を2300万円まで増やした方もいます。
有益な情報が気軽に手に入るようになった今、株で稼ぐハードルは間違いなく下がってきています。
ライオン兄さんは本当に米国株投資でFIREしたのか?
ライオン兄さんのSNSには「年収300万円から最短最速でFIREする方法」を発信すると書かれています。
そこまで豪語するのだから、当の本人は米国株投資でFIREしているのか?と疑問に思う方も多いかと思います。
ライオン兄さんは起業した会社の売却益をS&P500系インデックスファンドに突っ込んだことでFIREを達成しているようです。
※S&P500はアメリカの代表的な株価指数で、ライオン兄さんの投資先はS&P500の値動きに連動する投資信託およびETFと思われます。
2018年から現在までで約90%ほど上昇していますから、投資金額によっては“経済的自由”を得ていても不思議ではありません。
ただ気になるのが、ライオン兄さんは米国株投資だけでFIREしたわけではない点ではないでしょうか。
インデックス投資は手堅い手法ではありますが、個別株投資と異なり値動きも小さく、相応の資金力がなければFIRE達成は難しいでしょう。
ライオン兄さんのように米国株でFIREするには、事業を興して会社が売却できる程度にまで大きくしなければなりません。
端的に言えば、相応の資金力がなければ株価上昇率90%程度でFIREを達成するのは難しいと言えるでしょう。
ライオン兄さんこと山口貴大の経歴
ライオン兄さんこと山口貴大は、投資スクールの代表を務める投資系YouTuberです。
本名:山口 貴大
年齢:44歳
出身:関東地方
職業:株式会社バイアンドホールド代表取締役社長。金融・起業スクール「Financial Free College」(FFC)代表。投資系YouTuber。
年収300万円のネット関連会社で8年間サラリーマンとして勤務
サービス関連事業を立ち上げ独立
2018年にサービス関連事業を売却、売却益でS&P500系インデックス投資をスタート
2019年にFXトレーダーtakalion23として投資ブログを設立
2020年に投資スクールFinancial Free Collegeを設立
サラリーマン時代および売却した事業に関する情報は、残念ながら見つかりませんでした。
ライオン兄さんは「怪しいビジネスをしていた」?
またネット上では「ライオン兄さんは怪しいネットビジネスをしていた」という噂があります。
が、ライオン兄さんこと山口貴大が怪しいネットビジネスをしていたという事実は確認できませんでした。
では一体なぜ、怪しいネットビジネスをしていたなどという噂が広まってしまったのか?
どうやら同氏が代表を務めるFFCのエヴァンジェリスト制度と呼ばれるシステムが、マルチに似ていると言われているのが要因のようです。
ライオン兄さんのFFCではエヴァンジェリストと呼ばれる制度が設けられています。
公式エヴァンジェリストになると、ライオン兄さんの本の講座やコンサルティングの販売をして良い権限が与えられるようです。
このエヴァンジェリスト制度が、マルチに似ていると感じた人が多かった。
というのが尾ひれ背びれを付けて「ライオン兄さんはマルチをしていた」などという噂が広まってしまった真相のようです。
ライオン兄さんの怪しい評判まとめ
ライオン兄さん(山口貴大)は、米国株でFIREを達成する方法論を発信している投資系YouTuberです。
しかしネットでは「本当に米国株でFIREできるのか怪しい」「言っていることが胡散臭い」といった評判が散見されます。
実際にライオン兄さんのセミナーを受講した人からは「内容が薄すぎて料金に見合わない」との口コミが多数。
ライオン兄さん自身、金融業界出身ではなく、2020年ごろまでFXトレーダーだったことが分かっています。
また2018年に会社の売却益をETFに突っ込んだだけなので、個別株投資を行ってきたわけではないようです。
つまりライオン兄さん自身、株式投資の経験が少ないので、株について知らないことが多くても、何ら不思議ではないでしょう。
個別株投資について勉強したいなら、他の選択肢も視野に入れたほうが良いかもしれません。
最近は有益な投資情報を無料公開している個人投資家がゴロゴロいますからね。
例えば「億を稼いだ手法を公開する投資家」もいますし、その手法を実践し300万円の元手を2300万円まで増やした方もいます。
有益な情報が気軽に手に入るようになった今、株で稼ぐハードルは間違いなく下がってきています。