作業療法士と双極当事者の強みを活かしたい
タイトルにもあるように私は、
・作業療法士(医療・リハビリ職)
・双極性障害Ⅱ型当事者です。
リハビリ職といえば、
スポーツ選手を診たりとか、
マッサージや筋トレ、立つ・座るとかをやるのではないの?
などを想像する方が多いと思います。
皆さんが一般的に想像されるのは
理学療法士と言う、違うリハビリ職だと思います。
では、作業療法士とは何者なのでしょうか?
作業療法とは
作業療法とは、「作業」を通して、
心身の健康と幸福を促進するリハビリテーションの専門職です。
「作業」とは、仕事、遊び、日常生活動作、レクリエーションなど、
人が生活の中で行う様々な活動を指します。
これらの活動を治療手段として用いることで、
患者様の以下の能力の向上を目指します。
基本動作能力:運動、感覚・知覚、心臓、精神・認知などの心身機能
応用的動作能力:食事、トイレ、家事など、日常生活で必要となる活動
社会的応用能力:地域活動への参加、就学・就労
具体的には、以下のような活動を行います。
身体機能の回復:麻痺や関節拘縮の改善、筋力強化、バランス訓練など
日常生活動作の訓練:食事、更衣、入浴、排泄などの動作訓練
認知機能の改善:記憶力、注意力、集中力などの向上訓練
精神機能の安定:不安、抑うつ、ストレスなどの軽減
社会復帰の支援:就労訓練、ボランティア活動への参加、
地域活動への支援
作業療法は、様々な疾患や障害を持つ人に対して行われます。
身体障害:脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺、骨折、リウマチなど
精神障害:統合失調症、うつ病、不安症、発達障害など
高齢者:加齢による機能低下、認知症、転倒予防など
小児:発達障害、脳性麻痺、学習障害など
作業療法士は、患者様の個性やニーズに合わせた治療計画を作成し、
一人ひとりに寄り添いながら支援を行います。
大げさに言うと、
生活全般の動作・行動におけるスペシャリスト。
自分でいいながら荷が重い・・・。
作業療法士は全国で約11万人。
双極性障害の有病率はおよそ0.5~1%。
作業療法士資格と双極性障害両方もつ人は
単純計算で
日本では550人~1100人ぐらい。
ひょっとしたらもっと少ないかも。
いや、多いのかもしれません・・・
・ 日々の行動を 面倒でも簡単に出来そうな
アイディアを作業療法士目線を交えて
皆さんで考えていきたい。
・双極に関わる人が生活しやすい環境を作りたい。
そんな気持ちで発信していこうと思っています。
また、双極性障害を含め、
精神疾患を持つ方が生きやすい世界を作りたい!
こう考えています。
そもそもみんな違ってみんないい。
不平等がおかしいとは思いますが・・・。
皆様、よろしくお願いします。