グリーンリボン
世界中がコロナウイルスに飲み込まれ大変な状況です。
日本もどんどん感染者が増えてるし、昨日はわが家の近所の地域で感染者が出ていよいよ他人事ではなくなってきました。
ネット上で初めて話すことなんですが、うちのダンナはかなり深刻な持病を持っています。
タイトルに入れたグリーンリボンは臓器移植医療のシンボルマークです。
ダンナの病名はびまん性汎細気管支炎と言います。
肺の多くの部分が機能してなくて障害者手帳も持ってるし在宅酸素治療もずっとやっています。
そして去年深刻な呼吸困難で入院して、年齢的にもギリギリだし肺移植をしましょうという事になりました。
移植するのにはいろんな条件があって1週間ほど入院して徹底的に検査されて病院からの推薦状が認められて臓器移植バンクに登録となりました。
呼吸器の病気なので本当にコロナウイルスが怖くて仕方ないです。
もし感染したら助かる見込みないかもしれない…。
家族で手洗いうがいマスク、不要不急の外出はしないを守ってますが幸いなことに家族全員仕事は通常通りあるため、どこまで守り切れるか心配な部分もあります。
なぜ突然こんな事を書こうかと思ったのは、noteで闘病生活を書かれている方がいて、その方は精神科方面の病気だったので普段は病人に見えないが故に苦労するという話しが書かれていたから。
うちのダンナも内臓の病気なので障害者と言っても外見的にはまったくわかりません。
呼吸器の病気なので話しをしてみると、はぁはぁゼイゼイすることがあるので喘息持ちと思われることはありますが。
だから知り合いに「昨日ダンナが入院した」と話そうものなら、顔を合わせる度に「良くなったの?治った?」と訊かれます。
私はクリスチャンで日曜日は教会に通ってるのですが、教会の人々の善意が故の無神経さにイライラさせられることが本当に多いです。
病気ではなく障害で治ることはないんだよと説明しても理解してもらえないし、1日も早く治るようにお祈りしておいたわよとか言われると正直殴りたくなりますw
あと買い物をするときとかに障害者スペースに駐車することもあるんですが、一度だけお店の人にこっぴどく怒鳴られたことがあります。
もちろん私1人の時は通常の駐車スペースにしか車は停めないけど、たまたまダンナがいて少ししんどいから近くに停めて欲しいと言われ障害者スペースに駐車したら「そこ停めないで!障害者の人専用だから!」と注意されました。
ダンナは歩行困難者(歩けないわけではないけど呼吸が苦しくて歩行できない)のため、障害者用駐車許可書みたいのがあるんですが、それを提示しても「車いすじゃないから」と追い払われました。
一見してわかる障害者の苦労もありますが、見てもわからない障害者の苦労も少なからずあります。
だいたい移植は1000日待つと言われていて、ダンナの移植も早くて来年、再来年頃になるのかなぁ。
移植を待たずしてコロナに…なんて事にならないよう気を引き締めて生活したいと思います。