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富良野・旭川 研修レポート 2024/8/24~25

 1日目

・札幌駅 7:41 → 富良野駅 9:45(特急フラノラベンダーエクスプレス)
・富良野駅 10:01 → 上富良野駅 10:18(富良野線・旭川行)
・上富良野駅 11:06 → ラベンダー畑駅11:13(富良野・美瑛ノロッコ1号・富良野行)
・ファーム富田
・ラベンダー畑駅14:31→美瑛駅→15:02(富良野・美瑛ノロッコ4号・美瑛行)
・美瑛駅 15:31→16:05(JR富良野線・旭川行)
<旭川宿泊>
 
〈特急フラノラベンダーエクスプレスに乗ってファーム富田へ〉

一日に一本しかない7:41発のフラノラベンダーエクスプレスに乗ると、富良野駅に9:45着なので、富良野・美瑛ノロッコ号に乗ってラベンダー畑駅へ行くには、2時間くらい待たなければならない。

そこで時間を有効に使うために、富良野駅から上富良野駅へ移動し、そこからノロッコ号に乗ると、11:13にはラベンダー畑駅に到着する。

特急フラノラベンダーエクスプレス
ふらの・びえいふりーきっぷ

ラベンダーエクスプレスに乗車して、すぐに1号車のフリースペースへ向かった。
ラベンダーラウンジにはフリーWi-Fiも完備され、充電用コンセントも設置されている。

ラベンダーラウンジ(1号車)

期間限定で、大丸札幌店がセレクトした車内販売品もあった。

大丸SELECT

車内販売が始まると、1日20食限定(札幌駅→富良野駅のみ)の“贅沢柔らかローストビーフバーガー”(1,000円)や飲み物などを購入した外国人などで、すぐに満席になった。

座席は外向きの景色満喫タイプと、大きめのテーブルと長椅子がセットになったゆったりタイプの2種類がある。
車内はゆとりと高級感があり、普通車よりもエアコンが効いていて涼しかった。

列車は12分遅れて富良野駅に到着したので、わずか4分で富良野線・旭川行きに乗り換えなければならなかった。
上富良野駅には17分で到着。

ラベンダー発祥の地、上富良野町の日の出公園では、7月上旬~8月上旬にかけて山頂から丘一面のラベンダーと十勝岳連邦が広がり絶景が堪能できる。
期間限定で、夜はライトアップされた幻想的な演出も楽しめる。

日の出公園までは、上富良野駅から徒歩15分。

上富良野駅
観光案内所(上富良野駅構内)

〈富良野・美瑛ノロッコ号に乗ってファーム富田へ〉

お盆を過ぎると、ノロッコ号は土日祝日しか運行していないので、車内は人で埋め尽くされ、その多くが外国人だった。
窓際の席だったが、窓が開いているので、外の風を受けながら7分でラベンダー畑駅に着いた。

ラベンダー畑駅からは、みんなで一列になりながら橋を渡り、歩道のない道路を歩き7分で到着。

富良野・美瑛ノロッコ号
富良野・美瑛ノロッコ号
ラベンダー畑駅

まず、とみたメロンハウスが見えてくる。

とみたメロンハウス

その隣にあるファーム富田に入り、少し早めのランチをするため、カフェルネに向かった。
店内は明るくガラス張りのカフェで、北海道の食材を中心としたメニューがある。

CAFÉ RENE
奥がガラス張りの店内
北海道産季節の野菜とソーセージカレー

ラベンダーの見頃が、6月下旬から8月上旬なので、今回は見ることができなかったが、4月下旬から10月上旬くらいまでは、ラベンダー以外にも80種類もの色とりどりの花を楽しむことができる。

前回は、観光バスで訪れたため、時間に制限があったが、公共交通機関を利用すると、隅々まで十分に楽しむことができた。

 ポプリの舎のテラスからは、園内を一望でき、オリジナル商品のショップやカフェがある。

帰りはまた同じルートをたどり駅へ向かった。
メロン畑の中にある臨時の駅は、一人で歩いていると見失ってしまいそうなくらい小さい。

再びノロッコ号に乗り、美瑛駅で乗り換えて旭川へ行った。

2日目

・旭川観光物産情報センター
・常盤公園
・道立旭川美術館
・上川神社頓宮
・旭川平和通買物公園
・中原悌二朗記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
 
〈常盤公園へ〉

まずは、旭川駅へ行き、旭川観光物産センターの中にある観光案内所で、常盤公園までのアクセスを確認しバス停へ向かった。

旭川観光物産センター
観光案内所

路線バスに乗って10分、バス停から公園までの道を歩いていると、美しいアーチ橋が見えてきた。
この橋は、平成16年に北海道遺産に認定された旭橋で、川と橋の街といわれる旭川のシンボルだ。

旭橋

バスを降りて5分ほど歩くと常盤公園についた。

常盤公園

市街地のオアシスとして親しまれているこの公園は、平成元年には「日本の公園100選」に選定され、さらには、平成9年には「旭川八景」に選定されている。

公園内には、図書館・公会堂・美術館などがあり、10の野外彫刻と19の石碑があり、自然だけではなく芸術に触れることもできる。
早速、道立旭川美術館へ向かった 

道立旭川美術館
池ではボートにも乗れる

最後に、上川神社頓宮へ行く途中では、ハトやマガモ、エゾリスもいた。

常盤公園を出て、旭川買物公園を通り、旭川駅へ向かった。

旭川は、“彫刻のまち”と呼ばれ、街中や公園に約100基の野外彫刻がある。
約1キロ続く、恒久的歩行者専用道路も、この彫刻を一つ一つ眺めながら歩いていると、あっという間だった。

旭川駅の構内には、中原悌二朗記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーがあり、その隣には、アイヌ文化情報コーナーがある。

中原悌二朗記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
アイヌ文化情報コーナー

さらに南広場には、あさひかわ北彩都ガーデンがあり、広々としたガーデンの中の散歩道を行くと、鏡池やスターバックスがあり、花の見頃の時期には、「ガーデン号」で周遊できる。

冬になると、スノーシュー・歩くスキー・雪遊びもでき、JRで雪体験ができる場所としては絶好の場所だ。

JR旭川駅南口直結「アウネの広場」
あさひかわ北彩都ガーデン

〈研修を終えて〉

今では一番人気のある、ファーム富田までのアクセスを確認してみた。

ラベンダーエクスプレスが思いのほか快適で、ノロッコ号とのギャップが大きく感じられた。

富良野駅では、外国人向け、ファーム富田までのアクセスが書かれたプラカードを持った人たちが、停車中のみ現れた。
車内にも、英語で書かれた地図があり、手厚いフォローが随所に見受けられた。

旭川には、動物園以外になにがあるか?という問いかけに、
徒歩圏内の美しい公園や、その中に位置する上川神社頓宮、旭川駅構内も充実していて、駅直結のホテルや年中無休の商業施設、宅配サービス、雪遊びの出来る公園など、今後の案内に役立てたい。
 (reported by YK)

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