洪牙利旅行記③~首都ブダペスト①~
ドナウの真珠
時差ぼけと長旅の疲れが、ドッと出てしまいホテルで寝てから早一時間
お腹が少し空いたのと夜景みたさが相まり、僕はホテルの外に出た
ブダペストの緯度は、北海道・稚内市よりも高いので、まだ五時にも至っていないのに、辺りは既に夜に差し掛かっていた
(これが、ブダペストの町並みッッ!)
レンガ造りの建物が立ち並び、その中には高級ブランド店や雑貨屋など多種多様なお店があった
道端から聞こえてくる言葉はハンガリー語を始め外国語ばかり。
自分がユーラシア大陸の西の異国に来たことを実感しながら歩いた。
(おおお、、綺麗な夜景だ!)
【ドナウの真珠】と言われるほど美しい街並みであるブダペスト。 その中でも一段と美しい夜景スポットである、ブダ城を望めるドナウ川沿いにやってきた。
夕暮れ時のドナウ川沿いの明かりと、夕焼けをバックにそびえるブダ城のライトアップのコントラストは、まさに【ドナウの真珠】と呼ぶべきに相応しい風景だった。
暫くその景色を眺めた後、お腹が空いていることを思いだしたので、夕食を調達することにした。
レストランに行っても良かったのだが、現地の生活習慣に触れてみたいと思ったので、スーパーマーケット「SPAR」に寄ることにした。
ハンガリーの物価は安いことは前回お伝えしたが、それを実感することになる。
例えばこのパン、1つ79ftとかいてある。1ft=0.5円なので、日本円換算だと40円もしないのだ!
他にも飲み物やサラダなど幾つかの食料を買って僕はホテルに戻った。
ホテルの近くまで来たとき、周辺にファストフード店が3つあった。
マクドナルド・バーガーキング・ケンタッキー
世界的に有名なファストフード店を前にしたとき、僕の頭の中にふと、(日本のそれとどう違うのだろうか?)と思い浮かんだので、早速バーガーキングに入った。
バーガーキングの店内は日本のそれと大差は無かったが、注文はタッチパネル式になっていた。
どうやら予めこれで注文して店員に見せる方式らしい。
メニューも値段も日本のバーガーキングとほぼ同じであったので、適当に注文をして、ホテルに戻った。
ゲッレールトの丘
二日目の朝、少し時差に不慣れながらも目を覚まし、朝食を食べに向かった。
朝食は簡単なバイキング形式で、パンやオートミール、チーズ、肉類など一般的なホテルの朝食がそろっていた。
朝食をしっかり食べてから、早速一人、観光に向かった。
最初に目指すのは【ゲッレールトの丘】
ブダペストの中でも高級住宅街に位置しており、大学のキャンパスや温泉がある。
頂上を目指して丘をのぼりはじめた。
登る途中の草木は枯れ葉が多く、足元の階段も少しガタついているところもあったが、眺めもだんだん良くなってきた。
頂上に着いたら多くの観光客と、ドナウ川をの望む女神像とそれに付随する二体の銅像があった。
川岸のすぐそばまでに立ち並ぶ建物や、平たい中央ヨーロッパの平原を一望することができるこの丘は、日本では中々体験できるような景色だった。
昼下がりの教会
丘を少し登って小腹がすいてきたので、昼食を食べることにした。
移動手段は路面電車。ブダペスト市内では路面電車が数多く走っているので、路面電車で移動するほうが便利なのだ。
ゲッレールトの丘から北方向に2~3kmほど進んだところにある「ブダ城地区」
いかにもヨーロッパ風の建物が立ち並んでおり、昼間だったがすこし閑散としていた雰囲気だった。
少し散策したところで、良い感じレストランが見つかったのでそこで昼食をとることに。
料理の名前は何だったかな?見た目はボルシチのような雰囲気だったけれども、中々さっぱりしていて美味しい味わいだった。
レストランの付近に「マーチャーシュ聖堂」というカトリックの教会があるのを知り、そこに向かうことに。
神々しい雰囲気の教会とイエス・キリストの三位一体像。
澄み渡った青空を背景に聳え立つ像は、まさに「救世主」と呼ぶのにふさわしい雰囲気をかむしだしていた。
キリスト教でもなんでもない僕自身も、ついつい心が救われてしまったような感覚になってしまった。
聖堂の付近は小高い丘になっており、ドナウ川沿いも眺めることができた。
ドナウ川に面して立派に建つお城のような建物。これがハンガリーの国会である。日本の国会とは違い、趣きを感じられる見た目をしていた。
ドナウ川沿いを行く
ドナウ川を沿いを歩いていると、川面すれすれを平行になるので少し不思議な感覚であった。
歩道はきれいに整備され、ところどころに設置されているベンチに座って談笑する現地の人々を見て、日本ではあまり見られない、「首都中心部の落ち着き」を個人的に実感した。
ハンガリーの国会議事堂をこのアングルから撮影すると、まるで水の上に立つお城のような雰囲気で、少し感動した。今度来たときは国会議事堂の中にも入ってみたいものである。
こうして二日目は終わり、三日目に続いていく。
P.S.:久々のnote投稿です!農業関係や自分の活動についても今後記していきたいと思います(^^)/
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