見出し画像

最近考えていること。


最近、好きな人ができて考えていることがある。
「付き合う」「付き合っている」の正体とは一体、なんなんだろうか、ということ。

お互いに好意を寄せていて、その人と恋人関係になる/恋人関係であるという状態。
それがおそらく、世間一般で言われている「付き合う」「付き合っている」だと思う。
その概念に、定義もチェックリストもない、同じ関係なんて一つとないそれに、私たちはあまりにもおどらされている、と思う。

「付き合ってください」
ー「はい」

それは、契約を結びますよということなのだろうか。
相手を恋人という特別な枠に昇格させる/してもらう瞬間?たしかに、「付き合おう」と言われてないと何故か不安になる。大事なのはお互いの気持ちと、これからの関係なのに、どうしてか心許なくなる。

その人と素敵な関係を築いていきたい。
築けていけたらいいな。
両者がそう思っているなら、それでいいと思う。
契約を結んだところで、上手くいく保証なんてないわけだし。なんだか自分に言い聞かせてみているみたいだけど、無意識のうちに、これまでずっと横たわってきたルールやあるべき姿とされるものに呪われてきたような気がする。

「好き、好きやで」。
それだけでいい。
これから2人の関係をどう築いていくのは、
これからの2人のことだから。

でも、あやふやにしたくない点(私の場合は身体的な関係を持つかなど)があるならそれはきちんと伝えるべきだし、認識のすり合わせをしようとする事は大事だと思う。(きちんと伝えられる関係でありたい)
で、結局俗に言う「付き合おう」という言葉に着地するしかなかったとしても、「付き合う」には固執せず「なにも変わらないよね」と言ってくれたら嬉しい。

これまでの恋では、その人の「彼女」であることが嬉しかったこともあったし、その人がわたしの「恋人」であることに満足感を得ていたものもあったと思う。
そういうのを取っ払って、まっさらなキャンバスに色を、線を加えていけたらいいなと思う今日この頃。

衝撃的な出会いでもなければ、雷に打たれたような感覚はないけれど、とてもとても自然に惹かれたような気がします。火傷しそうなくらい熱量を感じる、なんてことはないけれど、一緒にいるととても落ち着いて、いつまでも一緒に海や緑を見ていられるようなその人のことを大事にしていきたいなぁ。

いいなと思ったら応援しよう!