推しの子最終回感想
推しの子、完走致しました。
いやぁ、本当序盤から中盤までは、最高に面白かったし、読んでてウキウキしたし、恋愛描写にキュンキュンしたし本気で楽しんでたのよ私。
今回は、キャラ批判や考察は致しませんので特定のキャラ推しの方も安心して下さい。
なんて言うか私はコレは「ホラーエンド」だと思う。
では、うん。
感想参ります。
【星野アイ】
アニメ化する前後は、この子がもう主役です扱いで、
物凄く力を入れてたよね。
この子は「推しの子」の「顔」なんだと思う。
アクアのお話は、彼女中心に作られていたし、納得も出来た。
アニメ化してYOASOBIの「アイドル」が滅茶苦茶にヒットしたのは記憶に新しいと思うから、マジで彼女が死ぬまでが物語のピークだと思う。
彼女に関しては、映画を作った時に何故目を光らせたのか?が気になる所だったけど。
ソレが回収される事は無かった。
彼女の始めの過ちが全ての要因だとは思うけど、
15.6歳の親から虐待された子が愛なんてよくわからんだろうし、こうなってしまったのは仕方ないと思う
【有馬かな】
スキャンダル編当たりから、読者の叩きと擁護のバトルが面白かった。
最終的に遺体にビンタして、ファンをドン引きさせて終わったなんか有馬ファンが可哀想な展開だった。
多分ね有馬ファンの方々、持ち上げられて持ち上げられて、アクアと結ばれる事をウキウキで見てたか人が多かったと思う。
まさか「寿司の子」のあの微笑ましい、やり取りが地獄のシーンに塗り替えられるなんて、本当に有馬ファン可哀想。
そこの伏線を回収する癖に、序盤の「推しの子になってやる」のシーンが回収しなよかよって思うよね。
本当あげて落とすのよくない、この子もまたある種の虐待されてる児童なのである程度の歪みは理解出来るのよね。
葬式の服装が常識的では無い所は頭を悩ませんだけど、アクアの死亡周りのガバガバ設定のせいで意図してるのか(親も居なくて葬式出たのが初めてだから間違えた可能性もあるし)
作者がトークハット被せたいから被せてるのかちょと良くわからなかった。
他の参列者もグラサンかけたり、髪の毛纏めて無かったりしてたから。
(しかも、喪主は最後のライブで眼鏡外してるし)
トークハットについては本当に謎。
あと、アクアの死がトラウマになってるから、実は空元気だよね。
彼女の必要性とかわからないのも、理解出来るけど、私はFateって作品も好きで見てて彼女は「藤村大河」的な立ち位置だと思う。
「有馬かな」は「日常」の象徴であり、知らないからこそ気が抜ける人、だから「有馬」と居ると楽しくなる、アクアにとって「復讐の道を選ぶ」と「普通に生きたい」を揺らがす為の存在なんだと思う。
【黒川あかね】
めっちゃ便利屋扱いされてて、作者の良いように使われててコレはコレで可哀想だった。
印象としては黒川さんファンは「かな」の事が嫌いな方が多いイメージだなぁ。
(まぁ気持ちはわかるんだけどね)
私は、黒川さんと有馬さんの絡みは割と好きだったけど。
終盤は彼女のモノローグで終わった、なんか全ての真相知ってますって感じで終わった。
命を助けて貰ったから、アクアには恩を感じてるだろうけど、命張ってルビー守る必要は無いと思う。
普通に危ないと思う、それをあかねにさせる周りの大人が割とクズでしかない。
最後まで解説がかりやらされてしまって、アクアが死なないように出来る事頑張ったと思うよ。
この子は「報われなかった」ったよね。
あかねって本当に優しいから、有馬は「恋」をしてたけど、彼女は「愛」しているんだなって思う。
だから、彼の幸せだけを願って自分が結ばれる事を望まなかったんだと思う。
「私では救えなかった」とあの日泣いていた、あかねがアクアと結ばれる事を選ばなかったのは、やはり「愛」してるから。
【メムちょ】
扱いととしては、株も落とさず最終回の前後にメイン回も与えられて、常識人として描かて1番マトモな扱いを受けた気がする。
あまり目立っては居ないけど、最後は報われて良かった。
【姫川大輝】
この人地獄過ぎるませんか?今となっては性も名も最悪だよね。
けど、そんな最低最悪な性と名が判明されたと同時に気の合う異母兄弟に出会えて本当にこの人は救われたし、心から嬉しかったんだなと言うのは、読み取れる。
血の分けた弟がさ自分の事を汚してしまう映画に出てって言われて、出れちゃう位に本当にアクアが望む事をしてあげたかった気持ちはよくわかる。
海にも行ってさ、新車はダメになったけどソレはソレで楽しかった思い出になれたろうに。
そんな、アクアが海で溺死してまた、ひとりぼっちになるなんて(ルビーはあまり関わらないから、絡めないし)本当になんか闇堕ちしてそうで可哀想過ぎるし、誰かちゃんとフォロー入れてあげて欲しい。
なんか、闇堕ちしそうで怖い
【星野ルビー】
ダブル主人公のハズなのに、あまり主人公って感じはしなかった。
まぁソレは仕方ないと譲歩するとして、ルビーさんは
「推しが死ぬ呪い」にでもかかってるのかよ、って位に悲惨だったと思う。
前世は早死にした女の子で心が壊れた母親がサリナちゃんから逃げて、孤独だったけど「雨宮吾郎」と言うお人好しの存在に心が救われてとかその辺の描写はとても丁寧で、吾郎の遺体発見〜アクアの前世を知るでの救い描写とか本当に丁寧に描かれてて、萌えていた人も多いと思う。
最終的には「ママみたいにならない」って結論に至ってたハズなのに、なんか最終回は「ママみたい」に自分の信者を増やした事には私はゾッとしました。
最後はオーディションを受けたと思われる、バックダンサーみたいな新メンバー。
他のメンバーはルビーの引き立て役みたいになってしまうのは最早ホラー具合が増すよね。
しかも「悲劇のヒロイン星野ルビー」と言う物語を民衆は夢中になってるのでしょ?
もうコレは見せ物だと思う
それを綺麗な笑顔で誤魔化してキラキラさせて。
綺麗なモノで闇を覆い隠すまさコレは「ホラーエンド」と言う印象。
相当無理させてるから、その内限界が来そうで怖いんだよね。
視点を変えると、既に精神崩壊してる可能性すらあるし。
【星野アクア】
本名「星野愛久愛海(アクアマリン)」最後の本名がアクアになってしまったイメージ。
と言う冗談はさておき。
なんか知らないけど、自分で腹さしてカミキと心中したって感じですね。
彼には生きてて欲しかったけど、死ぬ結末ならソレはソレで仕方ないかなって思って今はソレを受け入れてる。(本当に死んでほしく無かったよ、幸せになって欲しかったよ)
彼は過ちを繰り返して悪い結果になってて、突っ込み所が満載ですが、キャラに罪はないのでここで終わらせとく。
あと、写真集作ってる事はびっくりした、
【苺プロについて思う事】
もう、苺プロは事務所畳んだ方が良いと思う。
確かに「有馬かな」はビンタしたから守りたくないのなもしれないけど、「黒川あかね」は身内だし
「関係者席」に座らせて良くない?
感情的に「有馬」守りたくないのはわかるけどさ、
一応元新B小町のメンバーだし、最後にゲストとして出てきて花束渡す係とかした方が良くない?、
バイト君(斉藤壱護)リョースケとニノの事知ってて放置だしちょと無能過ぎない?
「有馬かな」の卒業ライブの時は華を持たせて良いのに、1番地味な衣装着せてルビーをセンターにしてるのヤバくない??
本当にコレでは「アイを贔屓してる」と言うのをガチでやってる可能性が高いと思う。
これでは、アイドルを守れないからマジで事務所畳んだほうが良い。
【作者についつて思う事】
寧ろここがメインって感じだけど簡潔に書くようにする
メンゴ先生の絵はとても可愛かったし凄く好きです。
なんて言うか作者さんさ最終的に物語描くの飽きてない?
初めの丁寧さと終盤の雑さが目立つよね。
突っ込み所は、皆さんが言ってた「カバガバ殺人計画」「綺麗過ぎる水死体」「参列者の葬式の正装」(トークハットで目立ってるけど、グラサンや髪を纏めない参列者とか)とか「死を知るタイミング」辺りは酷いと思うよ。
或いはファンタジーとしてその辺はスルーして欲しいのかもしれないけど、この辺が雑過ぎるんだよね。
そして、最終回終わって新作の発表。
これは火に油だと思う。
これは、炎上してもおかしくないし、私は「お疲れ様、楽しませて貰いました」って言いたかったかったけど、申し訳ないけど言えないです。
結末は兎も角(アクア死亡とかね)丁寧にラストを描いて欲しかったです。
(突っ込み所が満載で皆さんがそこは、Twitter(X)で突っ込みを入れて下さってるので、細かくは言いませんが)
結末をいかに納得させるか?が腕の見せ所でソレは読者の信頼を得て次を見るか?見ないか?の判断材料になってしまうから、次回作見ない気持ちはわかるし、多分私は見れないと思う。
なんて言うか、突っ込み所がここまで満載なホラーエンドなら、突っ込み所満載のハッピーエンドのが良かったと思う。
「赤坂アカ」先生より「横槍メンゴ」先生のが【推しの子】を愛してる気がする。
なので、メンゴ先生は大好きです
【PS】
幸せの世界のifの同人誌やイラストには癒されます、描いてくださる皆さんありがとうございます。