HamHamPangPang残響楽団1次レポ
はじめに
この記事はHamHamPangPang(以下ハムパン)を訪問した際の記録です。
ハムパンに行こうか悩んでいる方、残響楽団1次シーズンの雰囲気を知りたい方のご参考になれば幸いです!
自己紹介
灯本(@toumoto_)。LC・LoRクリア済、LCBプレイ中。
LoRで特に好きなキャラはアルガリア。
海外旅行は中学生ぶり。韓国語は挨拶程度。
11時からの回と13時からの回を予約。
同行者はプロムン未履修。
1回目入店時
30分前行動を心がけ、10時31分着。
NEVERマップだと分かりづらいルートを指示されると聞きましたが、私が訪問した際には修正されていました。
外は寒いので、暇つぶしがてら正面ビルのセブンイレブンでのんびりお買い物。
時間に余裕があれば、ビル1階のトイレの位置を確認しておいた方が良いかもしれません。
40分くらいにはゆっくりと列が形成され始め、55分には6組ほどが並んでいました。飛び交う英語や韓国語を聞くに、おそらくこの回の日本人は私たちだけのようです。
11時になると扉が開き、店員さんが身分証明書と予約画面の確認を始めます。
自分の番がきたらパスポートとCATCH TABLEの予約画面を提示します。その場でもたつかないよう、予約画面はあらかじめ開いておくべし。
確認が終わったら、コースターを受け取ります。
裏向きのコースターが2列でカゴに入っており、それを1人1つ取っていく形です。
こういうとき未履修の同行者がいると2つとも受け取れてしまうので、ちょっと申し訳ないけどありがたいですね。
今回のハムパン訪問の目標の一つがアルガリアのグッズ入手だったので、ひとまずは達成です。いや、正直めちゃくちゃ嬉しい。
入店コースターはアクリルグッズ等と違い、追加購入ができないのが怖いところです。
材質は見たところ石膏や珪藻土でしょうか。サイズは10cm四方で厚さは1cm弱あり、あまり見たことないタイプのコースターでした。
店員さんに続いて、ぞろぞろと入店します。
中に入るとすぐ、残響楽団戦のBGMに歓迎されます。ムード作りのためか照明が絞られていました。
右手に本棚を見ながら、前の人に続いて進んでいきます。
ホールでは残響楽団の面々がお出迎え。
10人(?)もいると迫力に圧倒されますね。
過去のハムパンレポに書いてあった等身大パネルはアクリル製だったようですが、今回のパネルはボード紙のようでした。写真を撮るときに反射をあまり気にせずに済むのはうれしいかも。
ホールに入ったあとはそれぞればらけて自分の座席を探します。机の上に予約席プレートがあるため、一つ一つ見ていきます。
韓国語で「司書補」、そしてその横に予約名が書かれています。こういう遊び心、たまりませんね。
リンバスシーズンのときはなんて書いてあるんでしょうか。囚人?翼職員?それともフィクサー?
さて、座席からの景色はこんな感じです。
眺めが良すぎる。
予約時にホールか個室かを選べるのですが、なんとなくの名前の響きでホールを選んだのがアタリでしたね。個室のほうはボックス席で、荷物を置きやすかったり机が広かったりするので何度も行くならそっちでもいいかも?
アナウンス
着席後、店員さんの説明を聞いたあとにアルガリアのアナウンス。
録り下ろしボイスがあると思ってなかったからたまげました。ここがプロムンランド?
素人なりに翻訳しましたが、意味合いが違っていたらごめんなさい。
アナウンスの後に店員さんからも指示があり、準備ができた人からキオスクに向かいます。
今までキオスクといえばJRの駅構内にある売店のことだと思っていましたが、韓国ではタッチパネル式のセルフ注文機を指すらしいです。日本でも最近マックやKFCで見かけるやつですね。口頭で注文せずに済むので、韓国語初心者のオタクにはとても助かります。
メニューの表示言語は英語と韓国語が選べます。
画面には商品の画像も出てくるので、文字が読めなくてもどんな食べ物かはなんとなくわかります。でもキオスクは1台しかないので、後ろに並ぶ人のためにも事前に注文を決めておいたほうがいいと思います。
注文を確定し受信専用韓国電話番号を入力しようとしたら、横で待機していた店員さんからのストップがかかりました。そしてそのまま店員さんがいくつか画面を触ると、電話番号を入力しないままクレカ挿入画面に。
以前拝見したハムパンレポ記事ではこのあたりの操作が大変そうでしたが、代わりに操作を行なっていただけるように変わったのでしょうか。本当に感謝しかありません。
注文が完了したらそのままキオスク横のカウンターに向かい、ドリンクが乗ったトレイを受け取ります。ここではパスポートは見せてなかった気がします(うろ覚え)。
ドリンクにはLoRの紙ランチョンマットが付いてくるので、A4クリアファイルを持参しておくとベネ。
料理を待っている間に、机に置かれているアンケート用紙に記入します。ボールペンも置いてあるから持っていなくても安心。
写真は載せませんが、Papago(翻訳アプリ)などで確認しながら記入すればそれほど難しい質問はないはずです。
少し待った11時20分ごろ、店員さんがテーブルまで料理を持ってきてくれました。
アナウンスでは個室ブースの端のカウンターに取りにいくとのことでしたが、電話番号を入力してないゆえのご対応でしょうか。本当にありがとうございます。
フード
1回目の訪問では、ひとまず飲み物とメインディッシュだけを頼むことにしました。
1時間半で食べて観て買ってをする必要があるため、正直これ以上注文する余裕はありませんでした。
プルートの未署名モヒートレシピ
昨日の約束戦の戦闘前&戦闘中セリフのセルフオマージュ。
薄い契約書1枚で全てを失ったプルートに言われると言葉の重みがすごい。
スカル型グラスに入った黒いドリンクです。500ウォン(62円)追加してアルコール入りにしました。
ミントとライムのキリッとした味わいがあり、爽やかで美味しいです。アルコール感はそこそこ強めでした。
ちびちび飲んでたら退店間際にまで残っていたので、最後は一気に飲んじゃったのが勿体無かったかも。
グレタのマグロのたたきと血管で料理した甘酸っぱい冷製パスタ
イオリ戦前のセリフのセルフオマージュ。
元のセリフで「ソースはロゼがいいね」とあった通り、ロゼパスタです。
口に入れた途端のトマトの旨みが広がります。大きめにカットされた果肉がゴロゴロ入っていておいしい!
ソースはクリーミーな甘みの後から辛さがやってきます。まさに旨辛って感じです。昔ロゼクリーム味カップ麺にハマっていたころの記憶が甦ってきました。
マグロのたたきは滑らかな舌触りで、炙られているところの弾力とのバランスが良かったです。
あと、パスタはかなり細麺ですね。血管モチーフだからでしょうか?
左右の海苔は韓国海苔でした。日本でもたらこパスタなどの和風パスタに刻み海苔がかけられていることがありますし、似たような感覚なのかもしれません。クックパッドで調べたら韓国海苔を使うメニューが案外多く、自分でもちょっと試してみたくなりました。
エイリーンの歯車デニッシュを添えたポテトスープ
エイリーン登場回っぽさはありますが、ぴったし当てはまるセリフはなかったですね。
ジャガイモのポタージュはとろとろした優しい味で美味しかったです。
マカロニはロテッレ(イタリア語で「小さな車輪」らしい)ですね。食感や弾力は少し硬めで貝殻マカロニくらいでした。例えが主観的すぎる。
皿の端にはパイ生地感の強いデニッシュが添えられています。サクサクとしていて、ほんのり甘い素朴な味でした。同行者はここ数日食欲がなかったようですが、このデニッシュがとてもおいしくて持ち直したようです。ありがとう𝑯𝒂𝒎𝑯𝒂𝒎𝑷𝒂𝒏𝒈𝑷𝒂𝒏𝒈。
購買タイム
11時47分。店員さんのアナウンスでグッズ売り場へと移動します。
移動の際にはパスポートとクレカを忘れずに。
欲しいグッズがあるときは、店員さんに声をかけて棚の中にある在庫を取ってもらいます。
「チョギヨ〜(あの、すみません)」と声をかければ大丈夫だと思います。
なおLoRアートブックだけは例外で、欲しい旨を伝えたら入り口近くの本棚から一冊抜き取って渡してもらえます。オタクそういうの大好き。
かごに買いたいグッズを入れ終えたら、レジへと向かいます。場所は飲み物を受け取るカウンターと同じところですね。
ランダムグッズはこちらで口頭で注文します。この時は残響楽団1次シーズンランダムアクスタとLCBランダムアクスタが置いてありました。
欲しい個数を口頭で伝え、くじが並んでいるシートから自分でくじを注文数分だけ選んでちぎります。そしてちぎったくじを店員さんに渡し、くじの裏に書いてある名前に応じて棚からアクスタを取り出してもらいます。
くじについては、コミケのプロムンブースでランダムグッズを購入したときのくじと同じ形でした。順番的には「コミケプロムンブースのくじはハムパンのくじと同じ形」が正しそうですが。
とりあえずということでジャブで3枚注文したら、オリヴィエとエイリーン、そしてアルガリアが来ました。13種もあるためかなりの枚数引く覚悟をしていましたが、これでひと安心です。
ラインナップはハムパン公式Twitterに載っているシーズン限定品のほかに常設品がありました。
常設品はあまりネットに情報がありませんでしたが、私が訪問した際はLC・LoRのアートブックやカトラリーにかばん、コミケで売っていたLCBグッズがありました。
最新の情報は、Twitterの販売状況アカウントやナムウィキに書いてあるものを参考にするのがいいかもしれません。
また、購入時に店員さんからお声がけいただけるかもしれませんが、レシートは事後免税のために取っておくことをお勧めします。
空港での手続きを増やしたくないならしなくてもいいと思いますが、キオスクでぽちぽちする程度なのでそこまで負担でもないです。
1割弱還元されるので、まぁ数千円帰ってくると嬉しいよねってくらいの気持ちでいいと思います。
ちなみに最初の画像で見切れている左側の壁には、ファンによる二次創作グッズが展示されています。Twitterでよくお見掛けする方のものなどもあり、どれも愛が詰まってて最高でした。今度行くときは自分も何か作って持っていきたいです。
(こちらは確か撮影NGとあったと思います)大丈夫らしいです!お騒がせしました🙇
退店
出る際にスタッフさんに日本語で「また同じ席ですよ☺️」とお声がけいただけてほっこり。日本語が聞こえるだけで心がすこし落ち着きます。
休憩時間
12時30分から13時までは入店できないため、運動がてら周辺を散歩します。ハムパンを出て左に進むとエスカレーターがあるのですが、そこの屋上からの景色がとても良かったです。
ベンチに座りながらDMでフォロワーへのお土産を相談したり、鏡ダンジョンや統合戦略をしたりして暇を潰します。
2回目入店時
急ぐ必要もないため、開店5分前の12時55分に戻ります。
本人確認の際に間違えて1回目のメールを開いてしまい、慌てていたら日本語で「大丈夫~」と声をかけてくれました。もう店員さんには感謝してもしきれません。
そして2回目のコースター受け取り。
俺、涙が出そうだよ……
2回連続アルガリア引いた同行者に足を向けて寝られなくなりました。
ここに載ってるSDイラストの数を見るに、おそらくハナ協会(?)、フィリップエイリーングレタ(?)、ブレーメンオズワルドターニャ、プルートゼホンエレナ、アルガリア単独の5種類だと思われます。コンプの難易度はかなり高そうです。
1回目と同じように注文を済ませ、今回は料理を待っている間にグッズ売り場の写真を撮ることにしました。店員さんに伺ったところ、時間外の買い物は不可能ですが写真撮影は大丈夫とのことです。
お昼休みのフォロワーにお土産DMを飛ばすときほど、時差がないことの素晴らしさを噛みしめることはないですね。
フード
30分休憩を置いたとはいえ、さすがに目いっぱい食べることはできないので、デザートと飲み物で攻めることにしました。メニューを全制覇するなら複数人で行くか、何日かかけて訪問する必要がありそうですね。
エレナの渇きを癒すレッド・アイカクテル
エレナのコアページのストーリー冒頭が元ネタ。
ところで、語尾に니다(ニダ)が付いているのでおそらくこの文章は敬語で書かれています。他のメニューは担当キャラの口調で書かれているのに、エレナだけ本人の口調とズレているんですよね。
後述するレッド・アイの由来を踏まえて、あえてかつてのエレナ風の喋り方をして皮肉ってる……のだと嬉しいです。まぁ「ぴったりくるセリフがなかったからナレーション的に敬語にしただけ」「エレナの口調で言うと何言っとんねんになるから」と言われたら反論できませんが
さてレッド・アイの由来について調べたところ、「二日酔いで血走った瞳をした人が、翌日酔い覚ましとして飲むために考案されたから」という説がありました。
お酒とトマトジュースを一緒に飲むと血中アルコール濃度が低下しやすく、アルコールの消失も早いという研究結果も出ているそうです。でも野暮な話、酒と混ぜずにトマトジュース単品で飲むほうが効果はあるんじゃ……という気もしなくもないですね。
貪った代償の赤い瞳と罪からの解放、迷信か特効薬か定かでないところまで踏まえると、皮肉なまでにエレナにぴったりです。
今回はアルコール抜きで頼みました。
一口目から……めちゃくちゃ辛い!!!!!!!!
おそらくタバスコが入っているので、これから飲む方はお気をつけて。
血鬼の永遠の喉の渇きを、少しは体感できるかもしれません。
ゼホンのフォンダンショコラと一緒に頼みましたが、甘いガトーショコラと味が混ざると混乱++するので、時間を空けて飲んだほうが良いと思います。
ゼホンのラズベリーブラッドフォンダンショコラ
こちらもイオリ戦前のセルフオマージュ。
ほのかに温かいガトーショコラです。こってりとしたテクスチャのチョコレートと、甘酸っぱいラズベリージャムが絶妙にマッチしています。正直な話、今回の訪問で一番気に入ったメニューです。
ゴマのお菓子は、クッキーの味わいがするおせんべいといった印象です。南部せんべいのような素朴な甘さが近いかも。おそらく、小麦粉や卵が原材料のおせんべいだと思います。
背景の糸もラズベリー味でしょうか。近くの青い光源によって少し不気味な雰囲気が醸し出されており、なかなかいい感じでした。
購買タイム
退店まではフォロワーへのお土産を追加で購入したり、店内のいろいろなところで写真を撮影したりして過ごしました。後は飲み物が辛かったからちまちまと飲んだり。
追加でアクスタを買ったら、ターニャとゼホンが出ました。
ゼホンとグレタはサイズの関係で2枚アクスタがもらえるため、少しお得な気持ちになれます。
店外・店内写真
記事に差し込めなかった写真を一気に放出します。
戦利品
代行を除いた今回の購入物はこちらです。
リアルが忙しくなっちゃったので、細かいものは後日追記します。
でも期間限定グッズは基本的に公式Twitterに詳しく書いてあるので、そちらを見ることをお勧めします。
値段は計算を楽にするために0.12倍で計算しました。
LoRアートブック(85000ウォン、10200円)
https://x.com/ham_pangpang/status/1455109800191148038?s=46&t=KC3aCHWFvfnNtk5CnC5JPQ
フルカラー2冊セットです。
3.1kgあるので、片手で持つにはちょっとしんどいです。
化粧品やお土産をたくさん買って帰りたい方は、本の重さをあらかじめ荷物の計算に入れておくことを忘れずに。(例:エアプサンの預け荷物は15kg以上だと超過料金が発生)
招待状(13000ウォン、1560円)
https://x.com/ham_pangpang/status/1837122906863931617?s=46&t=KC3aCHWFvfnNtk5CnC5JPQ
コレクションとしておすすめのグッズです。
箔押しの原作再現グッズで、中にはスチルのポストカードが入っています。
シーズンのテーマごとに作られているようですが、これをコンプしている人もいるのでしょうか。
残響楽団楽譜集 洋装革表紙 (32000ウォン、3840円)
https://x.com/ham_pangpang/status/1837122734268240221?s=46&t=KC3aCHWFvfnNtk5CnC5JPQ
残響楽団戦BGMの楽譜が収録されており、残りのページはノートとして使用できます。
なんと言っても革表紙特有の手触りに箔押し、銀の小口染めが華やかで素敵です。部屋に飾っているだけでも気分が上がってきます。
正直これをノートとして使う勇気はないです。もし使うとしたら神絵師たちに絵を描いてもらい、私だけのたった一つの完璧な本を作ろうと思います。
おわりに
これ、1回の訪問じゃなくて本当に良かったです。
1回じゃ絶対足りなかった……2回でも結構ギリギリでした。
なんならターニャの黒胡麻焼鳥など食べ損ねた期間限定メニューがありますし、ロージャが好きな常設チキンもスペシャルサンドイッチも食べていませんし。
食べた方がいたら、ぜひ感想を聞かせて下さい。
時間ができたら韓国旅行全般の準備・必要なもの・ハムパンの予約・ハムパンまでの道のりについてまとめた記事を作成しようと思います。あとこの記事のアップデートも。
記事を完成させるまでに記憶が薄れないことをひたすら祈っています。
また、ハムパンとは関係がありませんが、今回の韓国旅行ではほかにもホンルとケセドの声優さんによるモッパン(飯ASMR)に登場した冷麺屋さんや、無人TRPGグッズショップに訪問しました。どちらもおすすめなので、もし近くを通る方はぜひ寄ってみてください。
ところでこの記事はゆっくりゆっくり書いているのですが、ホンルのオタクなので6章とアクナイコラボとヴァル夜推定☆3にめちゃくちゃ怯えています。供給が多い!なんかヴァル夜でそんなことも言ってらんなくなりました。
おまけ(ハムパン訪問おすすめ記事)
私が訪問した際に参考にした記事などです。ハムパンだけでなく、韓国旅行全般の助けになった記事もあります。