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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

エンゼル・ハート 悪魔崇拝

映画『エンゼル・ハート』を鑑賞。
ネタバレありなので、未鑑賞の方でこれから見る予定の方はご注意を。

私立探偵のハリーが謎の紳士(サイファー)に依頼を受けて
調査をしていく話なのだが
ちょっと分かりづらい…

Unextで鑑賞したのだが
字幕が変なのか
字幕の表示スピードが速いのか
何か「ん?」ってなる部分がある

自分で整理するためにここに記載します。
あくまで(図らずもダジャレのようになってしまった)
私がこう解釈、理解した。こう思うという物なので
「いや違うだろ」とか見逃していたポイントはあると思います!

まず、この映画で前提として悪魔の存在を肯定しないと
説明がつきません。
悪魔なんだからもっと簡単に人間の魂を好き勝手に
抜いたり、食べたりできないのか?と思いますが
ハリーに捜査の依頼をした謎の紳士の正体は悪魔(ルシファー)でした。

ジョニーは音楽で成功するために悪魔に魂を売った。
どういう契約かは知らないが、
音楽で成功を約束する(悪魔的にいい音楽のメロディーが浮かぶ、
ギターの天才的な能力を授かる的な)変わりに
悪魔に魂を差し出す。音楽での成功後、悪魔の好きなタイミングで
魂を奪える(殺される)みたいな内容だと思います。

しかし、音楽で成功した後
ジョニーはやっぱり死ぬの嫌だ!怖い!
となり悪魔から逃げる事にします。

逃げる方法は、同年代の身代わりを作る。
儀式によって同年代の男の心臓を食べて
その身代わりの人生を乗っ取るという物。
ジョニーはハリーという兵士の心臓を食べ彼を乗っ取り
ハリーとして生きていく事で悪魔に魂を奪われないようにしました。

この儀式により、そろそろジョニーの魂が欲しくなった悪魔は
「あれ?ジョニーどこ?魂ほしいんだけど、死んだ?え?でも魂は霊界に旅立ってないはず…」と困惑してしまう。

「えっと、このハリーってやつの中にジョニーの魂入ってるっぽいな… きっとこいつはジョニーだ!よし!ジョニーだって事を思い出させてやる為に作戦を練ろう!何々?ハリーは私立探偵をやっているのか… よし!じゃ依頼人になってジョニーの行方を捜す調査依頼をしよう!」
何ともかわいい悪魔である。

さっきも少し書いたけど、悪魔ならさ
「ジョニー!いくら生贄を捧げようとも私の目はごまかせないぞ!
お前の魂は私のものだ!ははははははは!」
って簡単に殺せそうだが…
まあ儀式によって悪魔も手が出せないようになったのでしょう。

これを説明するために。
ジョニーは悪魔の目をごまかす為に、儀式によってハリーに成り代わる。
ハリーとして生きていくためジョニーの頃の記憶を失う。
悪魔は儀式によって、ジョニー(ハリー)の魂を奪う事ができない。
魂を奪うには、ハリーがジョニーであった頃の記憶を取り戻し自分が
ジョニーである事を自覚させる必要がある。
その為、依頼人を装い、現在は私立探偵ハリーとして生きている
ジョニーに疑われないように、自然な形でハリーにジョニーの事を
調べさせて、ジョニーであったと思い出させる方法を取った。
後半ハリーも「I know who I am」(自分が何者か分かってる)って言ってたもんね。

でもさ、悪魔を欺くために、ジョニーであった頃の記憶をなくすのであれば
ハリーとして生きていく意味なくない?
たしかにジョニーの魂はそのまま体内に宿ってるけど、ジョニーである
自覚も記憶もないのであれば…
それとも二重人格的にジョニーの時とハリーの時があったのかな?
今回の殺人もジョニーが殺してて、ハリーはその時の事覚えていない
って感じだった。けど、それならジョニーの時に悪魔は魂奪えちゃわないのかな…

何かRPG的に色々な人のところに行って、ジョニーの情報を集めていくけど、そこの展開がややダレる感じがあって、これは誰で、何で次の人のとこに行ったんだっけ?みたいな分かりづらい部分はあってそこが少し残念だけれども。実は娘とやってしまったー!みたいな衝撃の事実とかあってインパクトはあった。ジョニーである事がばれないように関係者を次々に殺していくけど、ジョニーは殺し過ぎだろ… 娘まで殺してるし…
もはや、自分が悪魔になってしまったといったところでしょうか…

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