子供欲しの48歳、婚活の厳しい現実

2023年10月9日 09:26

勉強しないとダメだった。ケッコンも同じ。

こんにちは、東京婚活ゼミナールの桐山栄子です。

真一さん48歳は、長年、同じ年代の女性とお見合いを繰り返していました。彼の語るところによれば、なかなか意気投合する相手に出会えず、思い描く結婚に一歩も近づけない日々が続いていました。そして、半年の活動を経て、真一さんの心に一つの強い願望が芽生えました。それは「子供がほしい」という思いです。

この思いが彼の中で強まる中、彼は新たな婚活戦略を模索し始めました。子供が産める女性、つまり、年齢的にもまだ子供を産む可能性が高い女性をターゲットに変えようと考えました。そして、その思いを私へ相談されました。

真一さん：「桐山さん、もう半年活動しても結果が出ない。でも、最近、どうしても子供がほしいと思うようになった。もっと若い女性とのマッチングを増やす方法はないですか？」と、彼は真剣な表情で質問しました。

こうした思いを抱く40代後半～50代の男性は、かなり多いのが実情です。しかし、現実はかなり厳しいものがあります。年齢差のあるカップルは多いものの、それにはそれなりの理由や魅力があるもの。特に、年上の男性と年下の女性という組み合わせは、男性側に相当な魅力や条件が求められる場合が多いのです。

セッションの中で、私は真一さんにその現実を伝え、彼の状況に合った具体的なアドバイスを行いました。

真一さん: 「桐山さん、これまで同年代の女性とお見合いをしてきましたが、最近、どうしても子供が欲しいと感じるようになってきました。しかし、正直、私の年齢では難しいとも感じています…」

桐山: 「真一さん、あなたの気持ち、とても理解できます。実は、子供が産める女性を狙うことは、48歳のあなたにとっては至難の業となります。」

真一さん: 「それはなぜですか？」

桐山: 「現実的に、婚活の現場では30代の男女がマッチングするのが基本となっています。わざわざ30代～40代前半の女性が48歳の男性とお見合いを考える場面は少ないです。」

真一さん: 「そうなんですね…。でも、私は本気で子供が欲しい。」

桐山: 「その気持ちはとても大切です。しかし、実際にそれを実現するためには、相手女性に何か特別な利点や魅力を感じてもらう必要があります。」

真一さん: 「具体的にはどのような利点や魅力を持っていればいいのでしょうか？」

桐山: 「年収880万円という収入はもちろん魅力の一つです。それに加えて、大人の男としての余裕や安定感、そして若々しさや活力も非常に大切です。」

真一さん: 「桐山さん、具体的に『大人の男としての余裕や安定感、そして若々しさや活力』とはどのようなことを指すのでしょうか？私にはどのような行動や工夫が必要でしょうか？」

桐山: 「良い質問ですね、真一さん。まず、『大人の男としての余裕』とは、日常の中での小さなトラブルや相手の意見に動じないことを指します。例えば、デートやお見合いの場所について、遠く感じることもあるでしょう。しかし、それを避けるような態度では、相手に不安や疑問を抱かせてしまう可能性があります。」

真一さん: 「確かに、私は場所が遠いと懸念してしまうことがあります…」

桐山: 「そうした懸念を持つのは自然なことですが、大人の男としての余裕を持つためには、相手に合わせることも大切です。特に婚活の場では、相手が安心感を持てるような態度を見せることが重要です。」

真一さん: 「つまり、相手のために少し自分を犠牲にするということですね…」

桐山: 「言い方は厳しいかもしれませんが、そうです。特に真一さんのように子供を望む場合、相手女性の年齢や状況も考慮する必要があります。場所の問題で遠慮するよりも、その気持ちを受け入れ、全て彼女に合わせるくらいの心構えが必要です。」

真一さん: 「うーん…それは少しビビりますね。でも、そのくらいの覚悟が必要なのは理解しました。」

桐山: 「確かに難しい部分もあるでしょう。しかし、真一さんのような素晴らしい条件を持つ方でも、細かな点での気配りや余裕が求められることは避けられません。」

真一さん: 「ありがとうございます。今回のアドバイスを胸に、これからの婚活に取り組んでいきたいと思います。」

桐山: 「それを聞いて安心しました。真一さんの素晴らしい未来のために、頑張ってください。」

これが真一さんのようなリアルな悩みを持つ方々が、婚活の現場でぶつかる厳しい現実です。しかし、その先にあるのは「やる」か「やらないか」の二択。そして、最終的には「やらなかったこと」よりも「やったこと」に後悔は生まれにくいと言われています。本当に後悔のない人生を送るためには、自分の納得いくまで挑戦し続けることが何より大切です。

東京婚活ゼミナールとして、我々はその挑戦を日々、心から応援しています。皆さんの「やる」気持ちを全力でサポートし、共に最善の結果を目指しましょう。

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