~デジタル伝道師への道~3つのデジタルツールアイディアを紹介!
みなさんこんにちは。
最強サザエさんになり「デジタル伝道師」を目指す藤吉郎と申します。
今回の記事は前回調査した業務課題から、最終どんなツールで課題を解決していくかのアイディアを考えました。
前回の記事はこちら
私には「デジタルツールを使って課題を解決したい」という目標があります。
私は某小売企業で介護の新規事業の仕事をしています。既存の仕組みもマニュアルもない中で自分たちで作り上げていかないといけないのです。システム導入もそうです。既存の枠にはまらず使えるデジタルツールは使ってどんどん改善していきたいのです!
それができるのも新規事業だからの特権かも!
そこで今までデジタルツールの学習をしてきて、私が考える課題解決できそうなデジタルツールのアイディアを3つご紹介します。
そしてそれぞれ部署のみなさまとディスカッションをして率直な感想も聞いてきました!
業務効率を劇的に向上させる3つのデジタルツールアイディア
1.広告効果を高める接客記録アプリ
◆なぜこのツールが必要なのか?現場の課題から考える背景
私は小売業でリテールメディアに関わる業務を行っています。
店舗の広告棚を販売するビジネスを行っており、棚に出店いただいているお取引さまに接客情報(年齢、性別、接客内容等)をお渡しする必要があるのですが、なんと今の集約方法が手書きのノート💦
データ化するためにこのノートを転記し・・・というあまりのアナログから脱却したくアプリを作りたいと思いました。
◆現場の課題を解決するためのデジタルツールとは?
今のアナログな方法から脱却し、デジタルで一気通貫するアプリを作成したいと思います。
例えばスマホアプリで接客内容を入力。そのままお取引さまへアウトプットできるデータまで出力する仕組みです。
メールまで送れたら尚いいな。
作成ツールは「Glide」を想定しています。
やはり現場で一番使いやすいのはスマホアプリですし、データをGoogleスプレッドシートに保存できるのもいいですね。
◆現場からのリアルな声:このツールに期待することと懸念点
いいね!実際ノート書けていないから助かるよ。
アプリが複雑だと入力しなくなりそう。ワンタッチで簡単に入力できるといいな。
あったら便利だと思うけど、本当にそんなことできる?
そんなに多くの情報はいらないから、接客人数を簡単に把握できる機能が欲しいな。
2.商品知識を身につけろ!ナレッジ向上アプリ
◆なぜこのツールが必要なのか?現場の課題から考える背景
私は介護に関する新規事業を行っておりますが、この度介護に関する商品を集めた店舗をオープンいたしました!
今介護の世界にはIoTの波が!
高齢化社会、介護人材の不足を補うために色々な商品が開発されています。
たとえば見守り関連だけでもこれだけの種類が!
特にセンサー型にはIoT商品多数!
たとえばこちらの商品。
布団の下にセンサーを置き、睡眠時も安心。家族のアプリに情報が行きます。
有名なのは見守りポット。ポットを使うと家族にメールが行きます。
とにかく、介護関連の商品は多岐にわたり、商品の勉強をしても商品知識が追い付かないのです。メーカーサイトを読んでも、通り一遍の接客しかできていないのが現状です。
簡単に商品情報がわかるツールがあったらよいと思いました。
◆現場の課題を解決するためのデジタルツールとは?
ナレッジ共有ツールのように、商品知識をどんどんブラッシュアップして、そこを見たら商品情報がわかるツールです。
メーカーさんや接客したメンバーが書き込んでどんどん情報を増やしていきます。
ここを見るだけで接客に困らない知識がわかるシステムです。
作成ツールは現在研修で使用している「notion」をイメージしています。今まで「notion」というものを全く知らなかったのですが、普通に多くのユーザーに使われているところを見るととても使いやすいと思います。
私はモバイルアプリも使っており、アプリでも見られるのも便利でいいです!
◆現場からのリアルな声:このツールに期待することと懸念点
わざわざ見るより、メーカーのサイトを見たほうが情報は正確じゃないかな?
セキュリティの問題で、社内と社外の人が一緒に書き込むのは難しいかも。
商品が入れ替わると更新が大変そうだね。
誰も書き込まなくなりそうだな。
メーカーサイトの一覧をまとめた表を作ってくれたら解決しそう。
3.商談から請求まで一元化便利ツール
◆なぜこのツールが必要なのか?現場の課題から考える背景
弊社商品部は既存の商談、契約システムを使っていますが、私たち新規事業にはそれがないので、営業は手作りで管理をしています。
商談記録は手帳に、それをExcelで管理し、契約書はWordで作り、請求は専用システムから作成。
ツールがばらばらで非常に効率が悪いので一元化できるツールがあるとよいと思いました。
調べてみると世の中には多くの営業支援ツールがあることが判明!
SFAツールというらしい。こういうのがあるといいのになぁ。
◆現場の課題を解決するためのデジタルツールとは?
既存ツールまで導入しなくても、自部署だけで使うものを作れないものか考えました。
取引先を一覧でまとめておき、商談内容を入れると自動的に過去の商談記録が作成でき、その内容で契約書を作ってくれる。
ただこれを自分で作るとなると、どんなツールが使えるのかは今はイメージがつかないです。これから詳しい方たちに相談しながら可能性を探っていきます。
◆現場からのリアルな声:このツールに期待することと懸念点
営業の人手が足りないから、このツールがあればすごく良いよ。ぜひ実現してほしい!
わかりやすい形で、部署の課題解決につながりそうだね。
良さそうだけど、どんな形になるのか想像できないな。
請求書は専用システムだから、連携するのは難しいかもね。
課題解決の道筋が見えてきた!ツール開発で得られた気づき
目標達成のための3つの要素:絞り込みの重要性と視点の転換
「あれ欲しい~」「あったらいいな~」「みんなを幸せにしたい~」という思いは尽きない。
でも実装するためにはそろそろ絞り込む必要があります。
そこで3つの要素を持てるものにすることにしました。
作りたいもの
作れそうなもの
ある程度の方の課題解決になりそうなもの
デジタルツールアイディアから選んだもの:強い想いが湧いてくる
3つの要素から絞り込んだ時に、一番マッチしたのが一つ目に挙げた「広告効果を高める接客記録アプリ」でした。
今回の異動で私が店舗の責任者(!)になったこともあり、まず店舗に関する課題解決が一番私が作りたいものであり、まちがいなく課題解決になります。
作れそうなものかは胸を張って現時点では言えなくても、一部分だけならできそうなイメージは沸いています。
ここからもっとブラッシュアップしてきたいです。
完璧を求めず、使いやすさを追求する:現場で活かせるツール作りの秘訣
全員が認めるもの、全員が満足するものはないと割り切ることが大事。
「小さく始めて、大きく育てる」の視点でまず始めてみるのが大切ですね。部署メンバーの意見を参考にしながら、段階的に導入・改善していくことで、最終的には大きな成果を生み出すことができます。
「デジタル伝道師」を目指して、まずは一歩を踏み出してみます!
小さな取り組みが、やがて大きな変革を生み出す第一歩となるはずです。