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【必見!2025年新春の刀剣展覧会まとめ】刀を見に行くなら今がチャンス!

来年は新春早々に全国の刀剣展示がたくさん始まっています!

そこで、今回はいつもラジオで紹介している全国の刀剣展示情報を一挙紹介します。気になる刀剣展示情報をしっかり押さえましょう!

※ このラジオのパーソナリティの刀剣訪問ブログのレンさんのブログに一覧があります。その上で、正確な情報は公式ホームページをご参照ください


■刀剣乱舞コラボ

2025年も刀剣乱舞コラボが盛りだくさんな刀剣展示界隈。押さえておきたい展示がいくつもあるので紹介します。

静岡県三島市:名刀ズラリ

2025年1月7日~2月16日。佐野美術館(静岡)で蜻蛉切・松井江・火車切が展示されます。脇指 銘 相模国住人広光/康安二年十月日〈号 火車切〉 は久しぶりの展示ですね。火車切のコラボパネルは初です。楽しみですね。

福岡県大牟田市:三池が生み出した刀たち

2025年2月2日までです。カルタックスおおむたにて三池派の刀剣が展示されます。実物は登場しませんが、大典太光世とソハヤノツルキのコラボした状態の大きなパネルを見ることができるそうです。

熊本県玉名市:よみがえる同田貫-豪刀の誕生とその再興-

こちらも2025年2月2日までです。同田貫といえばのこの地で満を持しての同田貫コラボです。先ほど紹介した大牟田市立図書館から玉名市立歴史博物館こころピアまでは1時間で行ける距離ですのでハシゴ旅もいかがでしょうか。

なお、2025年1月5日まで、島原城築城400年記念「島原城刀剣展」が開催され同田貫の刀も展示されます四館連携「肥後島原同⽥貫道中」のスタンプラリーの延長もあるそうで、本格的に旅をしたい方にオススメです。

※ なお、トップの写真は2017年1月に玉名市立歴史博物館こころピアで展示されいていた同田貫の特別展示のときの写真です。あれから約8年後に刀剣乱舞コラボが実現したのが感慨深いですね。

■ 刀剣乱舞に登場する刀の紹介

刀剣乱舞コラボパネルは今の所なさそうですが、ゲームに登場する刀たちの紹介です。関連刀剣や、ゲーム内で集合体と考えられる刀を紹介します。

東京国立博物館(東京):薄緑(膝丸)・鬼切丸(髭切)・小龍景光

開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」で、2025年1月21日~3月16日の期間に薄緑(膝丸)・鬼切丸(髭切)が展示されます。京都で見る機会がありますが、二振同時展示は久しぶりです。

また、2025年1月2日~3月16日の期間太刀(小龍景光)も展示されます。展示期間が被るタイミングで一緒に見にいくのもいかがでしょうか。

銘 則宗に注目(東京・岡山)

展示機会が少なく、極めのあるものもさらに限られる則宗。そんな希少な刀が、来年にかけてまとまって展示される予定です。今回はその展示情報をご紹介します。

まず、東京の日枝神社の国宝の則宗が2024年12月・2025年1月に展示予定です。また、岡山県立博物館で2025年1月26日まで「博物館で推し活!-学芸員の推しを紹介します-」に重文 太刀 銘則宗が展示されます。

さらに三井記念美術館蔵の重文の則宗も2025年4月12日開始の国宝の名刀と甲冑・武者絵に、もしかすると展示されるかもしれません。そうなると、来年は則宗展示フィーバーの年になりそうですね。是非この機会に。

全国で見ることができる刀剣乱舞実装刀剣

他にもたくさん刀が展示されます。

埼玉県立歴史と民俗の博物館(埼玉)では、謙信景光が国宝 太刀 銘景光 景政と共に2025年1月28日~3月2日に展示予定です。久能山東照宮博物館(静岡)では企画展「将軍の美術 Art of “SHOGUN” -華開く町人文化-」で、太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)の展示されます。なお、ソハヤノツルキは1月31日までの展示なのでご注意ください。

京都国立博物館(京都)では、特集展示「新時代の山城鍛冶―三品派と堀川派―」が2025年1月2日~ 3月23日まで開催されます。伊賀守金道・丹波守吉道・堀川国広に加えて刀 銘 吉行(坂本龍馬所用)が展示予定です。

福岡市博物館(福岡)では、圧切長谷部(へし切長谷部)も毎年恒例のこの季節となる2025年1月5日~2月2日に展示されますね。

気になる刀の展覧会

今回はそもそも刀の展示が多いので、一挙に展示情報を公開します。

他にも愛知県の名古屋市に行けば、名古屋刀剣博物館に熱田神宮 草薙館で新年早々刀剣展示を見ることができます。桑名市博物館(三重)では、新春企画展「とっても♡いいもの」で刀も展示されます。

関鍛冶伝承館(岐阜)でも企画展「刃物のまち関と鍛冶の七〇〇年ー江戸時代と関まち」が展示中です。東海地方は刀の展示が盛況ですね!

注目展示!大分県で八幡信仰ゆかりの刀剣に出会えるチャンス

大分県立歴史博物館にて、令和6年度企画展「宇佐神宮御鎮座1300年記念 八幡信仰の至宝」が開催されます。この展覧会では、八幡信仰にまつわる貴重な刀剣6振りが展示される予定です。

展示される刀剣には、以下の名品が含まれます。

  • 重要文化財 白鞘入剣(宇佐神宮蔵)

  • 県指定文化財 剣 大和守藤原宣貞(宇佐神宮蔵)

  • 重要文化財 太刀 国宗(柞原八幡宮蔵)

  • 重要文化財 太刀 源国[ ](柞原八幡宮蔵)

  • 重要文化財 薙刀直し刀 国重(柞原八幡宮蔵)

  • 太刀 越前守藤原国次(藤崎八旛宮蔵)

どれも展示機会が限られた貴重な品々で、八幡信仰の歴史を深く感じられるラインナップです。特に、国宗や国重など、名刀として知られる刀工の作品も展示されるため、刀剣ファンにとっては見逃せない機会となっています。

開催期間は2025年1月24日~3月2日まで。詳細は公式ホームページを……と言いたいところですが、これは刀剣訪問ブログ情報さんから頂いたものです。ぜひこの機会に足を運んでみてください!

九州では熊本、福岡、大分と、来年の始まりにふさわしい豪華な展示が盛りだくさんですね!

レポートお待ちしております

いかがでしたか?行きたい展示は決まりましたでしょうか?

実は、ここで紹介した以外にもまだまだ素晴らしい刀剣展示が各地で行われています。訪れた感想や、他にもこんな展示があったよ!という情報があれば、ぜひXのハッシュタグ #かたらじ でお待ちしております。

皆さんのレポート、お待ちしております!

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