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「さくらのまち」を読んで

発売日に購入してから全く開けなかった、三秋縋著の『さくらのまち』をやっと読むことができました!   時折、急に頁が進んでいく感覚があり、続きが気になって仕方のない作品でした。約2日間、存分に楽しませてもらい、読了後の余韻も含めれば、その楽しみはもう少し続くのかも。

頁があと2.1というところで、「もう終わってしまうのか……」と寂しさを感じました。読み終わった直後に感想をまとめようとしたものの、出てくる言葉は、

「すごい小説だった!」
「面白かった!」

といった単純なものばかり。良い小説を読んだとしても、自分という仲介者の性能が十分でなければ、良いアウトプットを生み出すのは難しいのだと、少し悲しくなりました。

良い小説に出会う度思い出すこの余韻を求めて、次の書を手に取りたい。この文章を読んでくださったあなたさまのおすすめがあれば、是非教えてくださいね。

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