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一般質問の予告とか議員になって1年経ったとか

※記事全文を無料で読めますが、300円払ってもらうと唐仁原がとても喜びます。


まもなく議会が開幕

2024年6月12日(水)〜14日(金)に西和賀町議会の定例会(第9回西和賀町議会定例会)が行われる予定です。

今回も私は一般質問を行います。
おそらくですが、私は6月12日(水)の午前中になるかと。ひょっとすれば、昼休憩を挟んで、午後にも行うかもしれません。

議会で話される内容や話された内容については、一般質問通告書(「こういう内容を聞くよ」と、行政当局に事前に知らせるもの)も含めて、こちらから確認できます。

以下に予定している私の一般質問を書いておきます。

予定している一般質問

1.JR北上線について

本年はJR北上線全線開通100周年にあたる年であり、北上線存続のためにも重要な年だと認識しているが、すでに約半年が経過した。

(1) JR北上線全線開通100周年に関する事業のうち、町やJR北上線利用促進協議会が関係するものについて、進捗や決定した内容を伺う。

(2) 事業を進めるうえで障壁となっているものはないか。また、残りの約半年について、事業の推進体制について見直す必要はないか。

(3) 今春より「JR北上線ポータルサイト」がオープンし、YouTube、Instagramのアカウントも開設されている。全国的に見ても稀有な取り組みだと思うが、どのような告知を行ったか。また、その反応はどうか。

(4) ポータルサイトやSNSの運用は利用促進協議会にとって新たな事業となるが、現状の運用体制はどのようなものか。

2.西和賀町観光協会について

(1) 町が観光協会に期待する役割はどのようなものか。

(2) その役割と照らし合わせて、現状についての認識を伺う。

3.町のグランドデザインについて

本町では昨年度、保育所あり方検討委員会と学校のあり方検討委員会が開催され、それぞれ町に対する答申が提出された。町としては本年度に住民への説明と意見聴取を行い、今後の方針をまとめる予定としている。人口減少という背景から、町の今後を考えるにあたっては、保育所や学校のあり方だけでなく、住民を巻き込んだ議論をもとにグランドデザインを作る必要があると考える。認識を伺う。

4.移住者獲得について

(1)移住者を呼び込むためには、町の将来像をもとにターゲットを設定し、その層に響くような施策を重点的に打つべきではないかと考える。現状、ターゲットは設定されているか。

(2)二地域居住に対するニーズの高まりを背景として、本年5月に「広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律の一部を改正する法律」が成立した。国は複数の新制度を創設し、二地域居住を実践しやすい環境の整備を促す予定だが、現状、町において何らかの計画はあるか。

5.町内外への情報発信について

(1)本年度、保育所や学校のあり方について、住民への説明と意見聴取を行う予定となっているが、町公式ホームページではどのような情報発信がなされているか。

(2)移住に関する情報発信や、町内の施設(銀河ホールのような文化施設、スキー場のようなスポーツ施設など)に関する情報発信が不足していると感じる。認識を伺う。

(3)町外に向けての情報発信は、町の事情に詳しくない人を対象にする以上、より丁寧に行うべきだと考える。「現在使用しているホームページではシステム上対応できない」「職員に対応する余裕がない」など原因があるなら、別にウェブページを用意する、業務を委託するなど対策が可能ではないか。

6.県立西和賀高校について

県立西和賀高校で「総合的な探求」が行われている。現在、「総合的な探求」に携わるコーディネーターが不在だと聞いているが、町として今後の対応は。

将来を見据えて、町のあり方を考えなきゃいけない時期

私の質問内容だけでなく、ほかの議員の質問通告書も町のサイトにアップされています。

ざっと眺めてみましょう。

西和賀町公式ホームページより

西和賀町では現在「保育所や小・中学校を今後どうしていくか」という議論が進行中です。

昨年度は、教育委員会により設置された、保育所と学校の今後のあり方について検討する委員会が協議を行いました。その検討結果をまとめた報告書が町の公式サイトに掲示されています。

そんな状況もあって、関連する質問を行う予定の議員が複数います。私の質問でも「3.町のグランドデザインについて」が関連しています。

今後の町を考えるにあたって、重要な節目になるのは間違いないでしょう。

「定住人口が減る」という疑いようのない事実がベースになるとはいえ、「定住人口だけで町づくりを考えてはダメだ」と私は考えています。

とはいえ、基本的にはコンサバな案のほうが説得力を持つのも理解できるし、展望が見えていなければなおさらでしょう。

私は外とのつながりを、質・量ともに向上させたいと考えていますが、同じような考えの人、同じような考えを持って具体的に行動を起こす人を増やさなきゃいけないですね。

議員になって1年経った

早いもので、議員選挙、無投票での当選からすでに1年以上経ちました。

この1年ほど、いろいろな事情からFacebookなどでの情報発信をあまりやっていなかったのですが、次はこの1年の振り返りでもやれたらいいなと。キーワードとしては「議会だより」「議会の見える化」「課題解決」あたり。

次の記事が9月定例会の一般質問予告だけにならないように……努めたい……です。

唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
西和賀町議会議員 / フリーライター / ヤギ飼い / 宅地建物取引士 / 舞台演出家
元・岩手県西和賀町 地域おこし協力隊

大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退。2019年4月から2022年3月まで、フリーライターと並行して、西和賀町役場に勤務(総務省「地域おこし協力隊」制度)。「人口5000人割りそうな町に、やべーやつがいっぱい来たら、やべーことになるんじゃないか」と思いたち、マジでやべーやつの呼び水となるべく、荷が重いながらも「やべーやつ」を自称する。
2023年4月、無投票で当選、5月より西和賀町議会議員。

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