めちゃちゃやな

2022年12月3日

台湾大学の件まさか最高学府がそんなことするなんてとショックを受けて「滅茶苦茶やな」と連発してたら
「めちゃちゃやな」
横から声が聞こえた。
旦那がまた新しい日本語を覚えた。

茫然としてしまいつい切り替えが出来なかった。

「もう3時間も『めちゃちゃやな』言うてるで」
「だってありえへんやんか」
「林智堅もやられたんやから今更もう驚くことじゃないやん」

確かに。
私は林智堅さんの時は何故かまだピンと来ていなかった。

私「最高学府の学長がこんな不正をするなんて信じられないやんか」

旦那「今に始まった事じゃない。これでも昔よりはマシになった」

私「台湾人が優しいから滅茶苦茶されてる」

旦那「優しい？馬鹿で弱いの間違いやろ」

もう台湾で学校行きたくないといったらそうやでと旦那が悲しそうに言った。

11月26日地方選の結果が出た後も独裁者4世や台湾人の国を作ることに一生を懸けた自由民主運動家を追い詰めて殺した黒警察官僚なんかが当選してただただ悲しかった。
悲しい、疲れたと台南の友人にメッセージを送ると友人も台湾人は大馬鹿者だと激怒していた。
フェイクニュースが浸透し過ぎたとも言った。
中国は毎年14億件ものデマを台湾に向けて発信する。

北部住みの友人もペロシさんが台湾上陸すれば中国が攻めてくると信じ込んでいた。
投票日に話した台北の知人も民進党を選ぶと台湾が危ないと感じている様子だった。
中国の言う事を聞かないと台湾に危険が及ぶという脅しのフェイクニュースは明らかに暗示効果を発揮。
中国は直接武力行使などしない。必要がない。
言葉の姿をした武器で台湾人を怖がらせ屈服させようとしている。

※ 「滅茶苦茶=めちゃくちゃ」やでと話しが終わった後間違いを一応直しといた