2024.11.7-11.8 島へ(愛知旅行①)
起床。お出かけ。朝早くに合流し、車に乗ってえんやこら。
伊勢湾岸道で強風に煽られながら(湾岸でなくとも風の強い日であった)、愛知県知多半島へ。
愛知県、知多半島。生きたパンと畑のごはんnanairo。一家で移住されたご夫婦の古民家カフェである。
自然いっぱいの、とってもかわいいカフェ。こちらは東海版の古民家カフェ本で表紙を飾っており、内装がとにかくツボだったので遊びに行こうということになり、知多半島ごと初来訪。
メインのお惣菜を3種類の中から選ぶことができて、私は車麩のチーズ入りパン粉フライ。ザクザクふわとろでめちゃくちゃおいしかったーー!!体にとってもいい、やさしくおいしいプレートで大満足。
かわいい空間を堪能した後は、知多半島の端っこにある港へ。
「警報出ない限り欠航になることはないですねー」と言っていたが、とんでもない強風で波も荒く、水上アトラクションレベルの波を立たせながら走る高速船に乗って島へ行く。
愛知県、日間賀島。念願の!日間賀島!
駅のポスターで見たんだったか。タコがおいしいということで、無類のタコ好きである私はずっとずっと訪れたかった場所である。ただでさえ、離島や半島のことが大好きで、定期的に海を眺める時間を作るタイプなのに、それでいて大好きなタコがとびきりおいしい場所なんて、そんな、そんな…。
島の至る所になにかとタコのモニュメント。潮風を浴びながら海沿いを散歩して、本日のお宿へ向かう。
日間賀島、きの助。
早めにチェックインさせてもらって、宿自慢のサウナを堪能する。
しかし、風が強すぎて外気浴なんてかわいいもんじゃない。気を抜けば椅子ごと飛ばされそうであった。中にも素敵なくつろぎスペースを作っていらしたので、そこで休憩したり、温水プールに浮かんでみたり、凍えながらサウナに飛び込んでたまらなくなったり…港に面しているので、船や波を眺めて、夕陽にうっとりしているとあっという間に時間が過ぎた。めちゃくちゃいいサウナだ…時間はゆっくりと流れている気がするのに、不思議な感覚。ご主人の趣味だろう、素晴らしい音響で流れる音楽も一役買っていた。
お風呂も熱くて気持ちよかった!
ホカホカで幸せな気分に浸りながら、かわいくおしゃれなお部屋でお待ちかねの夜ごはん。
何も言葉が出てこない!刺身盛り合わせはどれもほっぺたが落ちるくらいおいしくてとびきり新鮮。人生初の伊勢海老もめちゃくちゃおいしかった…。アワビもコリッコリ、肝は苦手かもしれないなあ、と思いながら食べたが変な臭みが無く酒が進む進む。上手に処理されているんだろうな…。
そしてなにより、茹でタコ!このおっきい足をカットしてもらって食べるのだが、もうこれが…これが信じられないくらいおいしい!!!塩茹でしただけのものなので、ポン酢をつけてもいいとのことだったが、シンプルにこれだけでめちゃくちゃにおいしい…。もちろん、ポン酢をつけても絶品。このタコを食べずして、タコ好きを名乗ってはならない、そう感じてしまうほどにパワーがあった。噛めば噛むほど味が、うまみが、甘みが広がっていくので全然飲み込めないのだ。口の中から消えるのがとにかく惜しい。食べ終わるのが悲しくて、最後の一個はしばらく眺めていた。はあ、感激だ。
幸せとうまいを噛み締めながら、とびきりの夜を過ごす。はあ、おいしいもの大好きだな…。