無敵の虚光神を攻略せよ『Diaboli EX Machina』遊戯王デッキ紹介
どうも、レオーネです。
デッキ紹介の記事を書きます。
近々崩すかもしれないデッキですが、エンジンが気に入っているので何かの参考になればと思います。
(※追記:試したいことができたので一旦崩さないことになりました。)
▽レシピ
▽目的
ヌメロニアス・ヌメロニアで勝利したい。
ランク12のヌメロニアスが相手の効果で破壊されることで特殊召喚でき、その後1ターンやり過ごすと勝利します。
これまではヌメロニアスを出すためのRUMのサーチや、ヌメロニアスを破壊する手段がお互い独立していました。
しかし、「INFINITE FORBIDDEN」のギミックパペット新規によってその両方をスムーズに行えるようになりました。
具体的には、ファンタジクスマキナをエクシーズ召喚してアージェントカオスフォースサーチ→ファナティクスにランクアップしてヌメロニアスを破壊するモンスターを相手に送りつける→ペインゲイナーを重ねる→アージェントを回収してヌメロニアスにランクアップ→送りつけたモンスターでヌメロニアス破壊
という手順を、ランク8成立だけでスムーズに構築できるようになり、ヌメロニアス・ヌメロニアは格段に出しやすくなりました。
※途中でエクシーズ素材が足りなくなるので墓地にエクシーズスライドルフィンが必要です。
▽コンボパーツの選定
ヌメロニアスヌメロニアの問題の話。
耐性がありません。
攻撃を無効にできますが攻撃力10万に突っ込んできた時点で普通は勝つので耐性とは言い難いです。
このカードを処理しないとデュエルに勝つ以上、相手は全力で処理しにくるのに一切耐性がないという。
昔はリトルナイトでヌメロニアスヌメロニアを逃してエンドフェイズに帰還させても勝利することができたのですが、最近の裁定変更でなぜか出来なくなってしまったのでまともに1ターンフィールドで残らなければならなくなりました。
そこで、場のモンスターに完全耐性を与える手段としてマリンセスウェーブを採用。
デッキのフローとしては
①墓地に送りつけるモンスターを用意する
②ランク8を作ってヌメロニアスまで行く
③マリンセスウェーブで相手ターンを耐える
この3点を達成できるデッキ構築を目指しました。
▽デッキの根幹
レシピ再掲
ラビュリンス+白き森にしました。
どちらもレベル8モンスターを出すのが簡単で、かつそれらのモンスターで戦うことができます。
ラビュリンスにはコンボ用の罠と妨害を用意してもらい、白き森にはリソース回収をしてもらいます。
余談ですが、白き森のアステーリャが初公開された時に周りがトイボックスを挙げる中、私はウェルカムラビュリンスが一番相性良いと思っていたので、今回実践できて良かったです。
白き森の妖魔ディアベルが魔法・罠を拾えるので、コンボパーツをはじめとしたピン挿しのカードを道中で使ってもリカバリーが効くのが取り回し良いです。
マリンセスウェーブの準備に関しては、サーチはラビュリンスにしてもらいます。
発動条件であるマリンセスリンクモンスターの確保には海造賊を採用。
アリアーヌから金髪の訓練生を出してヨルズ号をシンクロ召喚。
ヨルズ号の効果で金髪の訓練生を拾いながらPスケールへ移動。
P効果で光のトークンを出し、適当なモンスターと黒髭をリンク。
黒髭の効果で自身を対象とし、リュース号を特殊召喚。リュース号の効果で黒髭を即降ろし。
金髪の訓練生の効果でリュース号を墓地へ送って特殊召喚。
とすることで水属性のリンクマーカーが3つ分生まれるのでマーブルドロックをリンク召喚できます。
ヌメロニアスを破壊する送りつけモンスターとしては空風のジンを採用。
似たような効果を持つAOJコアデストロイやAOJカタストルと比較すると、それらはヌメロニアスヌメロニアを破壊できてしまうのでジンにしました。(マリンセスウェーブや戦闘を回避するカードを使うので実際には問題ないのですが)
最後にラビュリンスの家具に仁王立ちの墓地効果を当て、その後に家具の効果を使うことで攻撃を封じて特殊勝利の布陣完成です。
▽その他の採用カード
ヴィジョンリゾネーター&クリムゾンヘルガイア&デモンズゴーレム
アリアーヌから6シンクロ=ルシエラを出しながらクリムゾンヘルガイアに触れます。
通常罠をコンボに寄せている都合、ラビュリンスの効果のトリガーにできるカードが少ないので毎ターンデモンズゴーレムを供給してもらうことにしました。
ヘルガイアは狙われやすいカードですがディアベルで拾えるのでリカバリーは簡単です。
妖眼の相剣師
ルシエラでサーチできるレベル8。
白き森のレベル4チューナーが効果無効で蘇生されるので出すのは簡単です。
宵星の閃光
お試し。
ディアベルで拾って強そうな速攻魔法を探していたら見つけました。
相手に選択を迫るところが面白く、ライフ回復がこのデッキにおいてはデメリットにならないのが良いです。
▽終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
デッキエンジンを自分で構築するのがあまり得意ではなかったので、今回はその部分に挑戦できて良かったです。
ヌメロニアスは去年の夏ぐらいから取り組んでいたカードなので、裁定変更前を知った時には「なんて面白くないことをするんだ……」と思いましたが、なんとか形になって良かったです。
個人的にはヌメロニアス・ヌメロニアは出す手間とパワーが割にあってなさすぎるカードだと思っているので、あまり無理して決めるような構築になるようなら崩そうと思っていました。冒頭に書いた試したいカードがうまくハマればまだやれるかなという感じです。
デッキ名は『Diaboli EX Machina』。
機械仕掛けの神のもじりですね。
ではまた。
余談
試したいカード↓
▽追記
2024/07/15追記
現時点での構築
めっちゃ変わりました。
ヌメロニアスの耐性付与をマリンセスウェーブからファラオの審判に変更し、それに伴ってマーブルドロックと海造賊を抜きました。
ファラオの審判ですが、元々はディアベルで拾い続けて強いカードを探していて見つけたカードでした。
ロールバックと合わせたりして2回発動することで相手の行動を封じ、ヌメロニアスを生存させます。
アリアーヌから馬龍入りのベアトを作れるので、友情と結束はこれで落とす算段です。
通常罠1枚と魔法罠2枚を使うので消費の大きい初動ですが、リソースを巻き直す力が高いですし、友情と結束を落とすのはそこまで急がなかでも良いので余裕がなかったら後に回してもオッケーです。
カードパワーだけで持久戦をしている感が強く、見た目以上に体感汚いデッキかもなって感じるのが悩みです。
2024/8/24追加
変わった枚数は大したことないけど動きとしては結構変わりました。
のどかな埋葬がかなりコンボ臭がする上に2回も使わないといけない=警戒される。
なのでコンボパーツを一括で落とせるようエタールカオスを採用。それに合わせてエクシーズスライドルフィンをアストラルホープ+ゼアルフィールドに分けました。
アストラルホープはクロシープのリンク先にアザミナを出して蘇生する算段です。
送りつけのサブギミックとしてギブ&テイクを採用。一度躱されたときに再度コンボに行きやすくするのが狙い。
そしてマジカルシルクハットを採用。ベアトに依存せずに友情と結束を墓地に送れます。
結果としてデッキ枚数が増えた(50→53)のがどこまで響くかが懸念ですが、とにかく長くは戦えるのでじっくりやってコンボが決まることを優先したい。
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