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無事故無違反100日運動 受賞のご報告

総務部 中村です。
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。

謝意

この度、令和6年度 無事故無違反100日運動達成の表彰を頂く事となりました。弊社の令和6年度における交通安全の取り組みについて表彰を受けるのは「yuriCargoおおぶSAFE DRIVE CHALLENGE 2024」に続き2度目です。
活動に対する成果を褒めて頂けるのは、やはり嬉しいものですね。
弊社社員のみならず、愛知県警 東海警察署 東海大府安全運転協議会
そして 東海大府交通安全協会の皆々様のご支援とご指導あってのものです。
厚く感謝申し上げます。



ビジョン/ミッション

「環境に優しく、道路にやさしく、そして人にやさしく」
これは弊社の企業理念であり行動指針の根幹をなすものです。
創業時は道路鋲の製造からスタートしましたが今では道路鋲のみならず時代に合った製品の開発・製造と施工を行っております。この企業活動の根幹にあるのが環境に優しく、道路にやさしく、そして人にやさしく なのです。
ゆえに、我々は安全に道路をクルマや人が通行出来るように、従業員一同がオン・オフ問わず常に考えている事であり、その知見をノウハウとして蓄積しています。そんな企業なので、交通安全に常に留意しているわけです。
いや、それが我々企業としての存在意義なのです。



会社組織としての安全運転指導の問題点

社員の性格や資質、技能習熟度はまさに十人十色です。ましてや社員が増えたり、県外からの人材であれば考え方も千差万別で統制が難しくなるのはご想像の通りです。企業によっては、折角安全運転啓蒙活動に意識が高い経営者がおられても、研修は出来て年に1~2回と言ったところではないのでしょうか。そして研修コンテンツを損保会社や専門のコンサル等に依頼したり。結果、参加しない従業員や講義中に携帯を見たり、居眠りする従業員を目の当たりにすると、ものすごくガッカリしてしまいますね。


 

北風と太陽

社用車事故が多い企業では、どうしても厳しい対策を取りがちです。
事故報告書を書かせて叱責。上司に報告書を提出した時に叱責。
テレマティクスを導入しても、点数が悪いからと叱責。そして減給。
これでは、社員が参ってしまいます。そもそも「なぜ事故に遭ったのか」を
理解しなければ、同じ過ちを繰り返すだけですね。それではどうするのか。私が思うに事象の本質を見極めるために、事故に遭った社員に寄り添う必要があるのではないでしょうか。事故当時の道路状況、気象、時間、路面状況、自分の体調・精神状態、相手の挙動、死角の具合、車間距離など、ただ叱るのではなく、一緒に原因を突き止めて一緒に対策を練る事が実は一番重要な事だと考えております。だって、大事な社員ですもの。



常山蛇勢

もしかして経営者からトップダウンで担当者に社員の安全対策を指示しているだけではありませんか。よくある光景ではありますが実際のところ、効果は限定的なのではないでしょうか。社員は経営者を常に見ています。経営者は社員に対して範を示さねばなりません。実務的な事は担当者に任せるとして、大切な社員に寄り添うために、カウンセリング能力を取得されてはいかがでしょうか。そこで是非お勧めしたいのは、日本交通心理学会の出版物や研究成果です。交通心理士の資格認定を目指すのも良いかもしれませんね。



知彼知己、百戦不殆

交通安全に関するイベントに参加してみると、自社の実情が見えてくるかもしれません。警視庁が主催する「セーフティドライブ・コンテスト」から地方のラジオ局が主催する「FM AICHI/Do!Safty 100日間無事故無違反コンテスト」地域密着の警察署・安全協会・安全運転管理協議会主催のイベントまで、幅広く開催されています。こういったイベントに参加しますと、当然順位というものが明らかにされます。取引先企業やよく見知った企業など、ベンチマークとなる企業に照準を合わせて参加してみてはいかがでしょうか。
お知り合いの経営者なら、対策を聞く事が出来るかもしれません。それに企業主体イベントですと賞品が頂けたりしますので、社員も喜びます。



会社を挙げて楽しみましょう

イベントに参加される前に、是非取り入れて欲しい事があります。

① 経営者(リーダー)が本気で参加する意志を表明する
 ・イベントと言え世話人(パイロット)から報.連.相を逐次受けて下さい。
 ・時々業務と異なる表情で、パイロットと参加者を激励して下さい。
 ・終了時には、パイロットと参加者(クルー)をねぎらって下さい。
② クルーは役職の上下関係なくフラットに
 ・チーム名の公募、投票など、楽しめるような配慮をして下さい。
 ・景品などの費用を会社が負担してあげると、社員のやる気が出ます。
 ・アイディアは役職関係なく拾うことがポイントです。
③ 経過は定期的に
 ・パイロットは定期的に、状況を確認してリーダーへ報告して下さい。
 ・経過報告は参加者だけではなく、社員全員に向けて下さい。
 ・良い報告は努めて盛り上げ、悪い報告は努めて前向きに。
 
会社は人の集合体です。参加する人 しない人、様々です。等しく情報を伝えますと、「隣の芝生は青く見える」と思ってくれたらしめたもの。次回は参加してくれることでしょう。こうやって、社員間・社員と管理職/経営者のコミュニケーションのツールとして役立てば、会社の一体感が生まれます。



弊社の新しい製品

手前みそになりますが、当社は新しい製品の取扱いを開始します。現在は一部の官公庁にしかご提案申し上げておりませんし、民間企業へも匂わせ程度しか告知しておりません。この製品は、ドライバーに歩行者を認知させる方法が画期的なのです。そして一般道路のみならす、私有地から公道へ出る際の歩行者保護や工場構内での安全対策に非常に有効なものです。歩行者の服装の色彩や時間帯季節特有の視界不良など、ドライバーが気づきにくい事が原因での事故を防止する効果が期待出来ますし、少し仕様を変えた通学路モデルも試作段階です。何よりデザインが良いのです。早く皆様にお伝えしたいのですが、弊社カタログにも間に合わずに急遽決定されたアイテムとなります。お楽しみにしていて下さい。



いつもは弊社の広報担当 ミッチェルがブログを書いたり、YouYubeを始めたりと精力的に活動をしております。弊社は2024-25シーズンから広報活動を段階的に開始し、弊社の製品、地元密着情報、交通安全の啓蒙をお伝えする事も企業責任であると考えております。今後とも、東邦ステンレス工業株式会社をご贔屓に宜しくお願い申し上げます。



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