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💊2💊色分けでかぜ薬の『成分衚』を攻略医薬品登録販売者詊隓 第䞉章

⇧かぜ薬に配合される成分衚※䟿宜的な区分です


▢かぜ薬は《ミックス薬》

 第3章で初めに孊ぶかぜ薬総合感冒薬ですが、非垞に倚くの成分が配合されおいたす。図匏化するず、

かぜ薬痛み止めくしゃみ緩和薬咳止め痰切り・・・
ずなり10皮類が配合される補品もある、
 䞀気に孊ぶのではなく、埌の分野にある皋床分配しお進んでゆくのが効率の良い孊習法である堎合もあり、圓ブログでは、その方法を採りたす。

※本蚘事では化孊成分を䞭心に扱いたすが、埌半では身䜓ぞの䜜甚が比范的穏やかで近幎ニヌズが高たる、『挢方薬』の内容も掲茉しおいたす。



◇『成分の分垃MAP』


※脳粟神神経薬の成分の倚さは、かぜ薬によるもの。

▌方針ずしおは、たず配合成分の党䜓の分垃を把握し、
さきに党䜓の成分衚をたずめお、埌からそこぞ個別の詳现を曞き蟌む、

 蚀わば倖箱ず仕切りをしっかりず぀くっおから、その䞭に具䜓的成分名を入れおゆく戊略です。

▌たた『抗コリン成分』は副亀感神経の働きをおさえ、『アドレナリン䜜動成分』は亀感神経の働きを促したす。
 医療系の曞籍では、亀感神経の『アドレナリン䜜動成分』の次に、副亀感神経の『抗コリン成分』ずしおいるものもありたす。

 登録販売者の曞籍では、ほが䞀貫しお前者の順番ずなっおいるようです。
※のちに『コリン䜜動成分』も登堎したす。

▌この蚘事では、先述の方匏を採り、
副次的成分である『抗炎症成分』ず『鎮静成分』、『キサンチン系成分カフェむン類』をたず詳解したす。

▢抗炎症成分

・抗炎症成分は、炎症による腫れを和らげる䜜甚をもちたす。

💊グリチルリチン酞
①䞉倧生薬『甘草』の根の有効成分。化粧品や甘味料ずしおも甚いる。
②䞀日の摂取量は㎎が䞊限
③副䜜甚に『停アルドステロン症』脱力、動悞等 第2章『腎臓』
✕ 長期連甚䞍可停アルドステロン症
△ 持病がある人、高霢者の方は芁盞談
 〘語源甘草 glycyrrhiza から   ã€€       ã€€ã€™
 〘グリチルリチン酞二カリりム氎溶性が高い   〙
 〘化孊構造がステロむド性抗炎症成分に類䌌しおいる〙

💊トラネキサム酞
①凝固した血液を溶解されにくくする働きを持぀固める䜜甚。
△ 血栓のある人は芁盞談

尚、かぜ薬以倖の抗炎症成分には、ほかにもステロむド性の『デキサメタゟン』や非ステロむド性の『むンドメタシン』、『アズレンスルホン酞ナトリりム』などがあり、埌に登堎したす。

▢鎮静成分

・鎮静成分は、脳の興奮を抑え痛芚を鈍くし、解熱鎮痛成分の䜜甚を高める圹割を持ちたす。

💊ブロムワレリル尿玠
① 䟝存性があり、濫甚のおそれのある医薬品の指定を受けおいたす。
✕ 運転、飲酒、連甚は犁止
△ 劊婊の方は芁盞談
 〘『ブロム』ずはドむツ語の臭玠Bromの意。 〙 
 〘『ブロモバレリル尿玠』の衚蚘もある。             ã€™ã€€

💊アリルむ゜プロピルアセチル尿玠
① 䟝存性がある
✕ 運転、飲酒、連甚は犁止

鎮静成分は、䞍安や緊匵を和らげる䜜甚もあり、『乗物酔い防止薬』でも登堎したす。

▢キサンチン系成分

・キサンチン系成分のカフェむン類も、解熱鎮痛成分の䜜甚を増匷したす。たた䞭枢神経を刺激し眠気や倊怠感を和らげたす。

💊カフェむン、無氎カフェむン、安息銙酞ナトリりムカフェむン
①䞀日の摂取量は㎎が䞊限
②副䜜甚に動悞、利尿䜜甚、胃腞障害がある
✕ 持病がある方の服甚、連甚は犁止
✕ コヌヒヌやお茶等ずの䜵甚
△ 授乳䞭の人は芁盞談
 〘ドリンクにも含たれる身近な成分です。〙 

■挢方薬に぀いお

 西掋薬に加えお、生薬由来の挢方薬も、かぜの治癒の遞択肢に加えるのが望たしい堎合もありたす。東掋の文化圏で育たれた日本の医療の䜓系は、もっず利甚されお然るべきなのかもしれたせんね。
䞻に䞃皮類がよく服甚されおいたす。

🍃🍃『葛根湯』かぜのひきはじめ初期 䜓力䞭皋床以䞊
🍃🍃『麻黄湯』初期 䜓力充実
🍃🍃『小青韍湯』䜓力䞭皋床以䞋
䞊蚘は、甘草、麻黄をふくむ挢方凊方薬。特によく䜿甚されたす。

🍃『小柎胡湯』埌期 䜓力䞭皋床
🍃『桂枝湯』初期 䜓力虚匱
🍃『柎胡桂枝湯』䞭期 䜓力䞭皋床以䞋
🍃『銙蘇散』初期 䜓力虚匱
䞊蚘は、甘草をふくむ挢方凊方薬です。

◆かぜ薬α

誰もが幌少期から接する機䌚の倚い身近な医薬品ですが、倚くの薬品がはいったかぜ薬は、やみくもに服甚するべきでなく、
ね぀・はな・のどず、症状がはっきりしおいるずきには、症状別の補品が勧められたす。
たた近幎、入手のしやすさから、意図的に倧量摂取する『オヌバヌドズ』が瀟䌚問題化し察策がなされおいたす。

そしおかぜ薬はあくたで察症療法であり、根本治療を図るものではなく、
たた軜床な症状でないずきは、すみやかな医療機関の受蚺が掚奚されたす。

◆垂販されるかぜ薬の䞻な商品名

『゚スタック』 『カむゲン』 『コルゲン』
『コンタック』 『ゞキニン』 『ストナ』
『パむロンPL』 『バブロン』 『プレコヌル』
『ベンザブロック』 『ルル』
シリヌズ等々あいうえお順



远蚘
什和六幎十䞀月䞃日かぜ薬の成分衚の、『抗炎症成分』の配色を薄桃色、『キサンチン系成分カフェむン類』の配色を橙色に倉曎したした。

※圓ブログの内容の利甚は、閲芧者の方の刀断にお任せしたす。
※本蚘事の無断転茉はお断りいたしたす。


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