🐯平成三十一年～令和七年🐰の歴史と栄光の９０年代日本Ｌｉｆｅ🏠🏢✨

大阪大吉🐶🐱

2025年2月3日 01:41

　この記事では、『大阪・関西万博』以後の未来社会を展望するため、まず平成十七年［２００５年］から令和七年［２０２５年］の日本に焦点を当ててみます。

　そして直近の🐯平成三十一年［２０１９年］から令和七年［２０２５年］🐰の歴史をもとに、今年以降の未来予測をしていきます。

※父との思い出が凝縮された〘付録〙が、もっとも中身が濃くなっております。
それ以前はいわば前置きです。人によっては歴史の内容は、ある程度とばし読みされるのもいいかもしれません。

▢『現代史』は科学書一択🐻✨［２００５年から２０２５年の日本］

　まず、いま『未来予測もの』を選ぶ際は科学書に限る、

ということが重要に思えます。

学校の授業等で聞いたことは一度もありませんが、
諸学問の分野には、三系統があるようです。

　1⃣ 自然科学　📗物理化学生物
　2⃣ 社会科学　📙法律経済社会
　3⃣ 人文科学　📕哲学歴史文化

の三区分です。そして、近現代の歴史や未来社会を扱う書物にも、三つの分類が成り立つのだと思います。

※私はこれをブックオフの一〇〇円本を千冊から二千冊買ってはリサイクルに出し、習得しました。良書ほど安く手に入る傾向にありますが、真に欲しい本は定価で購入します。

　ただ、近現代史や未来予測関連の書籍においては、『社会科学』系と、『人文科学』系は、悲観論的な方面が多数派を占めるように思えます。『○○の限界』や『○○の終焉』という書籍は、過去数十年間で山の様に出回っていますが、建設的なものは少ないようです。

　『ポストモダン』や『後期近代』などが題に付されたものです。正直実用的な内容というより、文学的な表現に終始している印象です。
※堺屋太一著『知価社会』など、実用的なものもあります。

　よって、万人受けする書籍は『自然科学』のなかから選ぶのが賢明です。科学技術は現在進行形で開発途上にあり、それをもとに評論された本の選択が推奨されると思います。

ここでは最近入手した、
『ＳＩＮＩＣサイニック理論』中間真一著２０２２年
を紹介します。

この本の目次では、

『情報化社会』
１９７４年～２００４年
『最適化社会』
２００５年～２０２４年

『自律社会』　
２０２５年～２０３２年
『自然社会』　
２０３３年～

という時代区分が用いられています。『ＳＩＮＩＣサイニック理論』自体は１９７０年４月に発表されたものであるとのことですが、

戦後二度目の大阪万博があり、自動運転技術が市場に導入される予定の今年『２０２５年』が画期の年として用いられていることに、まず注意が惹かれます。そして、つぎに『２００５年』が充てられていることにも注目しました。

『ＳＩＮＩＣサイニック理論』とは関係ありませんが、年賀状や新聞の発行のピークや日本人口の最大年など、なぜか２００４年と２００５年辺りに、戦後社会の頂上が認められ、個人的にも気になっていました。
それは１９９９年や２０００年ではないのです。おそらくその誤差が、五年程の遅れを生じさせたのでしょう。

未来への羅針盤「SINIC（サイニック）理論」 | 企業理念経営について | オムロン

⇧公式ホームページにも『ＳＩＮＩＣサイニック理論』の概要が掲載されています。

バブル崩壊以後　１９９１年のバブル景気が終息して以降、日本社会はいまだに景気低迷のトンネルから抜け出せずにいます。９０年代や２０００年代初頭までは、文化面では活況を呈していましたが、２００５年辺りからこちらは、文化界も停滞する時代に突入しました。

　そして『ガラパゴス時代』を経た２０１０年代半ばからは、『ＡＩ』の開発が本格化しますが、それ以降はさらに日本社会の分断や世界の混迷は一段と悪化し、２０２０年頃からは『新型コロナ』の騒動もあり現在に至ります。また２０２３年辺りからは、『生成ＡＩ』の普及も始まりました。

　今年２０２５年が画期の年となるなら、科学技術の生み出した富の利用法を変えることが急務です。日本社会の変化は、あるとき急激になされてきた歴史があるため、近い将来、一気に変革が為されて時代が生れ変わることを期待したいと思います。

左側は私が勝手に書いた年表です。とくに戦後の最大値は、『ＳＩＮＩＣ理論』には書かれていないと思います。今年以降はまだ白紙の年表です。

▢🐯平成三十一年〜令和七年🐰の歴史

◆平成三十一年前夜

人工知能　日本で最初にＡＩがひろく報道されだしたのは、２０１５年頃からだと記憶しています。昭和の書籍にもＡＩの本は勿論多く刊行されていますが、その現実化がテレビの報道などで盛んに語られるようになったのは、２０１５年以降です。ただ、当初から人工知能評は批判が多かったような気がします。

　２０１６年発売の楽曲・コブクロ『SUNRISE』（『TIMELESS WORLD』収録）では、
２０１０年代後半以降、一挙に不安定さを増し始めた世界への警鐘が鳴らされています。

広がり過ぎて窮屈な　時代を誰も止められず

この世に二つと無いものが　少しずつ消え始めても

コブクロ SUNRISE 歌詞 - 歌ネット

　〘広がり過ぎて窮屈な〙とは、なんと的を得た詩的表現でしょうか。バーソロミュー・クマ顔負けです。科学の振興と充実が、何故に世界を矮小に見せ得るのか❔
もっと研究されて然るべき問題だと思います。

そして２０１７年発売の同じくコブクロの楽曲『心』では、

はやくも世間のＡＩ評が取り入れられています。

人間（ぼくら）よりも賢い　どんな優れたＡＩも
我を見失ったり　もがき苦しみは出来ないだろう
（中略）
一瞬で描けるのさ　心の中でなら
息苦しい自分の外側に　イメージの扉が開いてる
（中略）
心が　生きているなら
誰も　一人じゃない

コブクロ心歌詞 - 歌ネット

　このころ一気に、日本全体がメンタルの時代に突入していったのでしょう。

そして２０１９年の春、『平成』改元の時を迎えます。

◆平成三十一年から令和七年［２０１９年から２０２５年］

　『新元号』令和の最初数年間は、既述の通り、世界中が空前絶後の混乱の時期でした。様々なデマも流布し、分断も進みました。
その背後には、科学技術の開発があります。人工知能の進展等が、社会の産業構造の変化などに作用しているのですが、各国家の政府が、現状では新たな技術革新をうまく操れていないのでしょう。

　しかし当然ですが、いつまでもその様な状態が永続するはずもありません。平成不況がいつまでも続いて欲しいと願う人などいないのです。今年２０２５年が好不況の転換期となることを期待したいと思います。

◆インターネット社会の進展と『暮らし』の変容

　現代のプラスの側面として、マスコミ一方通行ではなく誰でも気軽に発信できることが挙げられますが、これも、現時点ではあまりうまく作用していないように感じられます。
YouTube動画にしても、警察沙汰となるような悪戯動画が大半を占める状況です。またSNSが孤独や分断を加速させていると、NHKなどで報道されています。
　
　権力や財産に関わらず、やる気さえあれば誰でも発信が可能であるという、インターネットに秘めたる可能性は、間違いなく未来社会の重要な一部分です。ここも、各国の政策の前進が待たれるところだと思います。

　最近１０年以上、盛んに資本主義の限界が喧伝されています。インターネットの環境も、自由主義的に放任するのではなく、政府が調整するべきだという論説もあります。最近では、海外でこどものSNS使用等の規制が強まっています。近い将来、もっと大きな変革が為されることも予想されます。

▢〘番外〙個人的な🐯平成三十一年〜令和七年🐰の歴史

◆個人的な『平成晩期・令和初期』

私事レベルの話では、平成三十一年［２０１９年］の四月に、

福江島父親と十年ぶりに再会したことが重要な位置を占めますが、

その直前の三月二十一日、東京ドームでイチロー選手の引退試合が行われたことと関連して記憶しています。

　令和四年［２０２２年］に他界した父親が、『平成最後の年』に再会しに大阪へやって来たことは、

今思うと

私が生れた平成という『時代』を意識してのことだったのかもしれません。

［追記］２０２５年２月６日

　今気付いたことに、平成三十一年の毎週のドライブでは、父が車内でスマホのYouTubeの主に『森高千里』や、紅白のドリフターズ❔をかけていた。
そして最も頻繁に、やたらと『渡良瀬橋』ばかりがループ再生されていたが、なんと発売が自分の誕生した１９９３年だと、今日知った。なぜか動画では『森高千里さん』と表記されていた。

　初めの仮の名前が『千里ちさと』だったが、再会できなかった妹のことが、自分の５０倍好きだった父親が、まさか助手席にいる自分の誕生年の曲を、
自分が生れるときパン屋のラジオやブラウン管テレビから聞こえていたであろう曲をループで流していたとは。それを知ってかなり感動した。

　…いや、やはり『渡良瀬橋』は（最初の名前が『千里』だった）妹が誕生する直前の期間を象徴する楽曲だったのかも、とも思ったが、
調べると、『渡良瀬橋』は１９９３年１月発売、妹の誕生日は１９９４年秋だ。やはり自分へのプレゼントだったという概算が強まった。

平成最後の年のドライブにきてくれた自分への贈り物であったということができる。
…いや、シンプルに自分と妹の両方への想いだというのが順当か。それか、特段考えずにただ懐かしいから流していただけなのかも。

［追記終了］

　その後、
令和五年［２０２３年］の１２月１５日
父方の故郷・福江島を訪問し、

そのちょうど一年後

令和六年［２０２４年］の１２月１５日に、
とある事情で佐賀を訪れたことは、以前の記事で書きました。

　そして今年、令和七年［２０２５年］の１月２４日㈮に、

ある郵便〶🏣が届きました。

🍞『当然の結果じゃ』　それは人生初の『合格通知🌸』でした。高校・大学共に思うような結果は出ず、まともな合格は今年まで待つことになりました。２００９年の、大阪市内の大手前高校受験の当時、中学生の私に父親がよく『当然の結果じゃ』と言っていたことが思い起こされます。
　合格発表で自分の受験番号を見つけたらそう言ったら❔といった内容の話でしたが、自分自身も、まともな結果が出るまで、まさかこの２０２５年まで（❕）待つとは思いもよりませんでした。

　詳細は書けませんが、定年後も働けるような資格のひとつです。親戚はより難しい、法律系の資格取得も勧めますが、いずれにせよスキル時代に突入しており、各人には人生設計における、何かしらの対策が求められています。

『イチロー脳力』　中学生のころは、本はあまり読まなかったため、父親に買ってもらった書籍は趣味の本が数冊だけでした。イチローの本のことを思い出して調べると２００９年２月発売、まさに中学卒業の１か月前でした。
『人生はマラソンではなく、毎日が短距離走の繰り返し』と書いてあり、父親にそれを何回か話したことを鮮明に覚えています。いまは手元になく、近々中古でまた買います。

　尚、インターネットのＨＰでの合格発表自体は、１月２２日㈬でした。
イチロー選手の米殿堂入りは、１月２２日㈬です。

　ただの偶然ですが、現役引退（平成三十一年三月）と同時に父親が大阪に再会しにきたこと（平成三十一年四月）と合わせて、運命的な想いがします。

　ちなみに、合格発表の１月２２日㈬が、『夢洲』駅訪問の翌日　という奇遇もありました。
※駅の開業は１月１９日、それを知ったのと訪問が１月２１日。

〘付録〙９０年代Ｌｉｆｅ🏠🏢✨

　ところで、この不動産の写真をみても、自分以外は誰も、特段何も思うところはないはずです。

写真は　【ホームズ】不動産売買・賃貸物件・住宅情報サイト　より引用

　さきほどの物件の写真は、私が１歳の時分から小学校卒業まで
人生の乳児と幼児、小児の時代、自我揺籃期と成長期の１３年間🍼👶🚼住んでいた、大阪市内のマンションの室内と、そこから見える街の風景です。現在は満室で入居できないみたいですが。

　左側のＡＯＫＩと、右のイズミヤを照らし合わせて頂けたら分かりやすいかと思います。しかし、２０００年代の写真をみると、当時の日本社会の迫真性が伝わってきます。国道沿いに立ち並ぶビル群は大渓谷を思わせます。不思議なものです。

［追記🍞］
この家、国道に面したの父のパン店が入る建物の隣のビルであり、改めて父親の店の為にここに引っ越し住んでいたのだ、といま思う。同じ通りにはカメラ屋、タカラブネ、耳に鉛筆を挟んだ人が切り盛りする薬局や、さくら銀行が立ち並んでいて、２０世紀末の景色を偲ばせ時代の変遷を伺わせます。（追稿終わり）

２DKで家賃１０万円越え、バブル後の喧騒のなかの日本をそこで過ごしました。報道・歌・お笑い・UFO・心霊特番ほかアナログテレビ放送の黄金期、日夜爆発的に進展するゲームボーイや任天堂６４、ＤＳなど、日本文化の絢爛期でもありました。
国道を挟んだ向かいにはＳＥＧＡのゲームセンターやボウリング場、パチンコ屋にレンタルビデオ店、バッティングセンターやゴルフ練習場などがひしめき、

まだ『サンタさん🎅』が大きく存在していた二段ベッドの二段目から眺める　冬の夜の水滴を纏った窓には、その狭い『巣穴』の外を囲む校区を越えて広がっていた、９０年代世界の光輝くネオン看板やオレンジ街灯の明かりが煌めき、
遠くに消えていくバイクの排気音、窓際の映像記憶を想起すると、父親が健在な当時の漆黒の夜に存在した世界のなかへ、思わずとり込まれていきそうになります。

９０年代マックスMAXです。食器棚はＳＭＡＰのポスター。父親が熱帯魚のエビを捨てた灰皿が右下にあります。
ケーキは🎂タカラブネ🍰✨のものだと思います。父のパン店の隣でしたから

住んでいた場所と階数は違いますが、間取りは全く同じです。

　当時は考えも及ばなかったことですが、長崎五島生れの父親は、遥々大阪へ出てきて店を構え、そこに自分が誕生したのでした。

　玄関の部屋は父親の部屋でした。父はめったに家にいなかったため、そこから幼少の自分や友達が日曜の昼前、父の一万円札などを窓からばらまいたこともありました。⇧左上の窓です。
一番奥の部屋に、自分と妹の二段ベッド、二つの勉強机、母親が寝ていた❔こたつ、そして巨大なほこりを被った黒いブラウン管テレビがありました。

　今思うと遙々、五島列島出身の父親が入口の部屋で『福江領』を展開していて、大阪の母親とこども２人が奥の部屋にいたんだなぁ、…と思います。