褒められて嬉しいところ
赤ちゃんはできなかったことをできるようになると嬉しいように、大人になってもできないところをできるようになったら嬉しいと思う。
でも社会に出て、その人の仕事もっと頑張ってもらいたいなとか、
もっと活躍してほしいなって思ったら
「できなかったことができるようになっていくところ」より
「得意なところを褒めてもっと使えるようにする」
方が大事なんじゃないかなと最近は思ってきた。
人には返報性という原理があるので、多くの人はおそらく
褒められたら「もっと頑張ろう」と思うようになると思う。
褒められて、「いやだなあ」って思う人はまずいないだろう。
しかし、褒められたのが「苦手なことに取り組んで少し成長した」からだった場合、次もまた褒めてもらうためには
「苦手なところをもっと克服するか、また別の苦手を克服する」
ことになるかもしれない。
これは少し窮屈なんじゃないかなと感じる。
それよりはその人の得意なところを褒めた方が
「もっとこれ生かしたいな、次は何しよう」と正のエンジンを働かせることができると思う。
「強みを伸ばせ」と言われるのはここからきているのかもしれない。
もちろんコンプレックスや弱みを克服することも素晴らしいことだ。
しかし、それには多くの努力が必要であり、誰もができることではない。
だからこそ、その人が気づいていない強みを伸ばしにいく姿勢がマネージャーには必要なのかなと感じました。
これは今回、ストレングスファインダーのとあるワークショップを受けて気づきました。
回復志向が強いとどうしてもできていない方に目がいきがちですが、
上司になったらそれができる人でありたいと思います。
それではまたね!