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【感想】TOUGH外伝 龍を継ぐ男 BATTLE.406 ニューヨーク大会
タイトルそのまま過ぎ問題。
舞台がR国からアメリカにスライドしただけでホワイト・ナイト・バトル編とまったく同じ展開なんだよね、(ある意味)すごくない?
◆前回までのあらすじ
R国から日本へ帰国した直後、龍星たち三人(あとタクシー運転手)は、突如の謎の軍用トラック衝突という襲撃を受ける。
間一髪のところ、リカルドの機転によって九死に一生を得るが、熹一はこの襲撃が"ガルシアの心臓"と裏切り者であるリカルドを狙ったR国の仕業だと睨んでいた。
警戒を強めつつも、内心では新たな闘いの予感にワクワクしている熹一とその様子を見て呆れる龍星とリカルド。
駅構内を歩きながら、そんなやりとりを交わしていた三人だったが、ふと目の前に現れたのは――R国から忽然と姿を消した"悪魔王子"だった……。
◆移植手術
~ ニューヨーク ~
執刀医「なにっ おいおい冗談じゃないぞ 生きたまま心臓を抜けってかぁ」
臓器提供者の悪魔王子と、その臓器受容者であるステファニーは試験の結果拒絶反応がないことの確認が取れ(ステファニー=リカルド説)、着々と"ガルシアの心臓"移植手術の準備が進む中、諸々の事情を知らない執刀医は今から臓器を抜くことになる悪魔王子が順調に回復していることを助手から告げられ戸惑いを隠せないでいた。
何も知らされずに生きたまま臓器を抜く手術をやらされる執刀医に哀しき扱い。てか何で助手(?)は「はい ドナーは順調に回復してますよ(ニコニコ」ってさも朗報のように伝えてるのか意味が分からないんだよね、コワ~。
この移植手術に関しては「Mの代行」計画の事情も知っててガルシア28号の心臓を龍星に移植したスティーブにでも任せればよかったのに(あいつ今生きてたっけ?)。
◆幻か現か…!?
熹一&龍星「悪魔王子ッ」
突如、三人の前に姿を現した悪魔王子に驚愕する熹一と龍星。自身が目にしているのは本当に悪魔王子かと半信半疑の熹一は確認を取るが、龍星も確かに夢じゃなく本物の悪魔王子だと惑乱しつつも答える。
リカルド「えっ 悪魔王子どこ?どこ」←この反応可愛すぎだろ。
あの悪魔王子が全裸で人ごみ溢れる駅構内を佇んでいるという異様な光景だが、どうやら二人以外のリカルドを含めた周囲の人間にその姿は見えていないようだった。
現の場合、悪魔王子が駅構内を全裸で棒立ちしている只の変質者になってしまうが……通報不可避。
○○○警によると、〇日午後〇〇時○○分ごろ、成田総合病院最寄りの駅構内で不審者による全身露出が発生しました。
(実行者の特徴:男性、20~30代、黒髪坊主、青い瞳、筋骨隆々、全裸、額にバーコードのタトゥー、左胸に銃創のような傷跡)
■実行者の言動や状況
・全裸
・無言
■現場付近の施設
成田総合病院最寄りの駅。
しかし、龍星は"ガルシアの心臓"繋がりで悪魔王子の念が見えるのは当然だと思うけど、熹一も見えているのは何でなんだろ?
元々残気を認識したり空眼の目付けできたり龍継では精髄破滅拳を習得してオカルト・テクニックも相当なものだから"ガルシアの心臓"で共鳴しない熹一が感応してもおかしくはないんだけど、だとすると幻魔邀撃拳をサクッと習得したリカルドがまったく見えていないのが謎なんだ。そこそこ妖術チャートも高ステータスのはずなのに……。
考えられる理由としては以下の三つが挙げられるが、
メタ的理由節:悪魔王子(念)「灘神影流マジックよ この漫画の主人公のみに念を見せる技がいくつかある」
男子高校生のノリ説:悪魔王子(念)「まあキー坊と龍星にならフリチン晒してもいいだろ」←何やかんや付き合い長いしね。
リカルド≠デブルド説:悪魔王子(念)「横にいるデブ誰だよ」
3の可能性がまったく無いとは言い切れないところにデブルド展開の罪深さがある(物は言いよう)。
あとこの1ページぶち抜きで描かれる駅構内を俯瞰したコマ。
大量に配置されたマネキン・モブの生気のなさが現代社会で死人のように働くことの悲哀を感じますね。
◆奇跡の心臓を巡って
~ ワシントン ~
強引な男「スペンサー君 久しぶりに君とプレイできて楽しかったぜ」
久々のスペンサーとのゴルフ、そしてドラコンによる賭けを愉しんだ強引な男はそう言って労いの言葉をかけ、スペンサーも表面上は誘ってもらったことへ感謝の意を伝える。
そうやって他愛のない会話をしていると、急に強引な男は一歩踏み込んだ内容、スペンサーの娘・ステファニーについて話し始めた。
新大統領となった強引な男にも当然、元閣僚であるスペンサーの娘が深刻な難病を罹っていることは耳に入っており(←難病というか爆破テロに巻き込まれて後遺症で植物状態なんスけど)、その容態を案じた。
普通にガンガンしゃべるな強引な男。
R国編であの男の台詞を終盤までじらしたのとは大違い。
ここまで話に絡めてくるのはトラ〇プがタフ・マーケティングをしてくれたことに対する猿渡先生なりのお礼とだという読者もいる。
賭けに勝ったことによる煽り込みなのか、
先週は「スペンサー」で今週は「スペンサー君」という呼び方すべりはちょっと気になるが、"久々"発言から元々交友あったみたいだし(第一次強引な男政権時代かな?この世界のトラ〇プに第一次政権があるかは知らんが)、ドラコンの400ヤードで要職につけてやる云々も強引な男なりのお遊び発言というかジョークだったんだろうね、多分。
強引な男は続けて、
強引な男「それは極めて優良な奇跡を起こす突然変異体の心臓らしいな」
その治療には"ガルシアの心臓"が必要なことまで知っており、自身にも娘や孫がいてスペンサーの何が何でも子を助けたいという親心は痛いほど分かると慰めの言葉をかけた。
それは極めて優良な奇跡を起こす突然変異体の心臓らしいな(ふわふわ言葉)←この「お...お前 変なクスリでもやってるのか」という感想しかわかない与太話のような情報をマジネタ扱いで語ってる強引な男で笑ってしまう。
どちらかと言うとリアルの強引な男はこういうの否定する派でしょ。R国からポーランド経由で輸入された突然変異の心臓にも関税かけそうなんだ。あっ 元は米国産か(草)。
ここの会話の切り出しでR国編から思い通りに事が進んで二ヤついてたスマイル・ジョーが強引な男にイニシアティブを握られてるのがなんか不穏っスね。
◆交渉カード
強引な男「しかし…"ガルシアの心臓"を君にあげるわけにはいかない……(ムフッ」
スペンサー「えっ」
やっとの思いで手に入れた"ガルシアの心臓"、今まさにニューヨークで娘に移植手術を受けさせようとしているスペンサーに強引な男から非情な言葉が告げられる。
強引な男曰く、一応亡命者である悪魔王子をどさくさ紛れに強奪されたあの男は仲裁に入った米国に対してU国との停戦条件(停戦…妙だな?特別軍事作戦のはずだが)に"ガルシアの心臓"の引き渡しを要求していた。強引な男はその奇妙な条件から何があったか知らないが、あの男は"ガルシアの心臓"にU国侵攻で得られる領土と同じ価値を見出していると考え、交渉のカードにしようと企んでいた。
"ガルシアの心臓"=U国。
米軍が2/30の確率で作った心臓がGDP50位くらいの国と同価値なんだ。
これを雑に処分した軍(国)がどっかにあるらしいっスよ。
まあ スマイル・ジョーのやり方はかなり強引だったし、亡命してきた悪魔王子を攫われたんだから、
R国「返せよ 停戦してやらねーぞ」米国「しゃーないな」
はかなり真っ当というか穏便なやりとりに思える。
むしろスマイル・ジョーはナメたことされてブチ切れたあの男が鬼龍や自身との関係をブッパしなかったことに感謝すべきだと考えられるが。
強引な男自体も"ガルシアの心臓"のパワーを一応信じてくれてはいるけど「ふ~ん すごいね(小並感」くらいの扱い。そらR国の停戦とスペンサーの娘の命と天秤にかけたらねぇ…しゃーない。
スマイル・ジョーにとっては悔しいだろうが仕方ないんだ。
???「この商品すごいでしょ」
あの男「ふうん そんなにすごいモノなのか」
強引な男「ふうん そんなにすごいモノなのか」
全員、灘神影流セールス・マンのトークにのせられすぎじゃない?
元々U国侵攻はヨシフおじさんの独断であの男は乗り気じゃなかったとはいえ停戦交渉の条件にするあたり本気で取りに来過ぎなんだよね。米国はまた「Mの代行」計画を復活させて"ガルシアの心臓"輸出産業で「強きアメリカ」を復活させたらどうっスか?←倫理観どこへ!!
悪魔王子:U国というシャーク・トレードを超えたシャーク・トレードとしか言えない停戦条件も、R国は基本的に日本との約束は反故にしてもさすがに米国との約束は守るはずなんだ(敗戦国の悲哀を感じますね)。
……R国さん 米国さん、
わざわざそんな面倒くさい取引しなくても
日本に一個簡単に奪えそうな心臓があるんスけど……。
◆邪な思惑
強引な男はあの男とスペンサーの間に何があったかは知らないが、あの男がそこまでして欲しがるお宝(心臓)を君(スペンサー)にタダであげるわけにはいかないと言い、そのお宝を使って停戦合意に持っていき……
強引な男「ノーベル平和賞ゲットだぜ」
邪な思惑を露にする。
この邪悪なサートシくんは?
トラ〇プ「🇨🇦 ゲットだぜ」「🇬🇱 ゲットだぜ」「🇵🇦 ゲットだぜ」
トラ〇プも驚いたと思うよ。
こんな極東の格闘漫画に出演させられてこんな役どころの扱いを受けているんだからね(本人が知ったら鼻で笑いそう)。
つーか平和賞欲しがるようなキャラなんですね強引な男。
一応モデルのトラ〇プも平和賞に強い意欲を持ってるらしいけど、あのムーブで…?冗談だろ。
しかし、色々と問題だったのか(←問題しかねーよ)R国編でフィクサー・キャラをあの男→ オリキャラである白鯨すべりさせて何とか話を無事に着地させたのに、また実在する政治家をがっつり絡ませる猿渡先生の懲りなさ……鉄の意志だな、感服したよ。
最近はニュースでトラ〇プとプ〇チンが出てくるたびに
「(でもコイツらタフに出てる被害者の会なんだよな…)」って思えるようになったんだよね。思考の汚染がひどい。
かつてのスマイル・ジョー「ノーベル平和賞を欲しがるような大統領では国が弱くなる」← ボクはこれほど悪夢再びという言葉が合う過去からの奇襲を見たことが無いね。
どうするスマイル・ジョー?また四大幻獣っちゃう?
◆利用価値
強引な男は絶望するスペンサーに悪魔王子はまだまだ利用価値があると告げ、ニューヨークでの心臓移植手術を大統領要請で中止させた(そんなことできんのかよ…)。
即座にその要請を受けたニューヨークでは
執刀医「なんだよ 生きてる臓器提供者から心臓抜けって言ったり止めろと言ったり」
二転三転する上から指示に執刀医周りも含め混乱していた。政府関係者の娘の移植手術に大統領案件、そして驚異的な回復を見せる得体の知れない 臓器提供者……現場の疑念は深まるばかり。
👨⚕️「ったくもう (上の指示なら生きていようが心臓抜いてやっから)移植するのかしないのかどっちなんだよ えーーーっ」
今回、一番の苦労人はこのドクターじゃないか?
どんな不可解な命令でも職務をまっとうする、そんなモブ・ドクターを誇りに思う。だけど同行して高層ビル街を眺めながらほげーっとしてる鬼龍おじさんはこの強引な男とスマイル・ジョーの間のやりとりで手術が中止になったことを知っているのだろうか?
もしくは強引な男を焚きつけたのは鬼龍おじさんって線も……いや、スマイル・ジョーに「愛が最強だろ」って言ってたのにみすみすステファニーが死んでしまうようなことはしないか…しないよね?
◆消える念
一方、日本では三人の前に現れた悪魔王子の念が熹一と龍星の方を見て何かを伝えようとしてきた。だが声は聞こえず、"二言"発したであろう口の動きしか分からなかった。
そして、徐々に薄くなって人ごみの中に消えていく悪魔王子。
結局自分たちの目の前に現れた悪魔王子が幻覚なのか幽霊なのか(←死人のガルシア28号に突き動かされた龍星がコレ言うのかよ…)、何を伝えたかったのか、最後まで何も見えなかったリカルドも訳が分からず困惑していた。
ここの悪魔王子は一体何を伝えようとしていたんですかね?
読唇術に自信モブは教えてほしいんだ。
たった二言で何を言ったのか……
まあ後々めちゃくちゃ長台詞だった扱いされる可能性もあるんやけどな ブヘヘヘヘ。
リカルド「俺だけ見えてない」←かわいそ。
というかリカルドの一人称が「俺」になっとる。登場してからは基本「ボク」で精髄破滅拳食らったBATTLE.332で暫く「私」すべりしたのは覚えてるんだけど、龍星と同じく一人称なかなか安定しないね君。
◆スタンプからの連絡
ブブブ…
そんな悪魔王子の念との不可解な邂逅を果たした一同だったが、間髪入れずに熹一の携帯に電話がかかってくる。
相手は自分たちをR国(ホワイト・ナイト・バトル)へ誘い、行動を共にした米国特命捜査官スタンプ・ハウアーだった。
スタンプ「キー坊 悪魔王子の居場所がわかったぞ」←ハンズフリーでも運転中の電話はやめようね。
彼はR国で熹一と龍星と別れた後に独自で悪魔王子の居場所を捜索しており、その身柄がR国からポーランドを経由して本国・ニューヨークにある軍の医療施設に運び込まれたことまで掴んでいた。
祝!スタンプ、新章も続投。
スタンプって毎度猿空間送りになりかけながらも定期的に存在感出してくるよね。後発キャラながらリカルドより出番が多い気がする。もう完全に準レギュラー。
ここでしれっとスタンプがいつもみたいに「ガルシア11号」じゃなくて「悪魔王子」って呼んでるし、ミスなのかもしれんが良かったね悪魔王子。「スタンプに悪魔王子って言わせるんだ」って野望が死ぬ前に叶って……できれば本人の前で言って欲しかったんだけどな。この二人、吉祥寺駅のエレベーターで闘って以来まともな会話がねーからなー。
スタンプは悪魔王子を連れ去り現在も同行している人物の正体について話そうとするが……
熹一「鬼龍やろ」
熹一はそんなこと企み実行するのは鬼龍しかいないと確信していた。スタンプもその推測は当たっているといい、鬼龍とスペンサー元長官は裏でいつもつるんで暗躍している、再び悪魔王子を巡って一波乱が起きることを感じ取っていた。
悪魔王子のピーチ姫化が著しい。
ストーリーにおける台風の目を超えた台風の目なんだ。鬼龍と違ってあまり自発的ではなく受け身の地獄よりなのはまだマシかもしれんが。
熹一も龍星も静虎の鬼龍が生きてる発言でなんとなく察していたとはいえ
熹&龍「やっぱりな(呆れ」
案の定な反応なんだ。いい加減もう何やっても信じてもらえないフェーズに入ってないとおかしいんだよね。
スタンプもスマイル・ジョーを「スペンサー"元"長官」やら鬼龍とセットで"類は友を呼ぶ"って揶揄したり、R国でダシに使われたのを根に持っているのか完全に愛想を尽かしてる感MAXで草生える。
スマイル・ジョー……近年読んだ漫画だとここまで身から出た錆をいう言葉が似あうキャラをボクは知らないね。
~ 余談 ~
スタンプが乗ってるのはポルシェ911GT3だと思われる。
新車価格2800万円かぁ…米国特命捜査官って給料いいんスね。さすがに鬼龍やあの男のブガッティ・シロンとかには負けるが。
人生で一度は911乗ってみてぇなぁ……。
◆米国への誘い
続けてスタンプは本題とばかりに熹一たちに「ニューヨークに来ないか」を誘いの言葉をかける。
熹一「なんでワシらがアメリカなんかに行かなあかんねん」
もちろん自分たちがなんでわざわざアメリカに行かないといけないのか?と拒否する熹一だが、
スタンプ「いいのか?」
海路で帰国する予定のはずの静虎がスタンプから「R国で協力してもらったお礼」という体で豪華客船による旅行をプレゼントされ、既にニューヨークへ向かっていることを伝える。
自身がダシに使われたようにスタンプも静虎をダシにして熹一たちを否応なしにもアメリカに向かわせる思惑だったようだ。熹一はスタンプがまた静虎をだまくらかして何かやらせようとしていると警戒しつつも誘いに乗らざるを得ない状況に持ち込まれる。
お…おいっ、
これと似たような件一年以上前に見た気がするぞ。
まーたスタンプにうまいことまるめ込まれて大会に参加するとかやろ?
(ネタバレを超えたネタバレ)
静虎が別ルートで帰国する理由を元からあった飛行機嫌い設定でカモフラージュして、実はこの展開のための伏線になっていたあたり、最近のストーリー進行はやたら用意周到っスね。
知らず知らずの内に裏でとんでもないことに巻き込まれかけているのにウキウキで豪華客船に乗ってるオトンがかわいいんだ。
(静虎を利用するキャラが増えたことからは目を背けつつ)
またしても何も知らない宮沢 静虎さん
(テロップ書き文字)
◆格闘技イベント
何の理由もなく二人をニューヨークへ誘うわけでは勿論なく、スタンプはエンタメ好きの新大統領主導で近々「格闘技イベント」の開催が予定されていることを伝え、そこに悪魔王子も絡んでくるのではないかと推測していた。
う
あ
あ
あ
あ
あ
(PC書き文字)
禁断の格闘技大会展開二度打ちッ!!
強引な男「ノーベル平和賞ゲットだぜ」→「しゃあっ 格闘技イベント開催だーー!」
ん?馬鹿かこいつ?
この世界の権力者や闇のフィクサー、格闘技大会好きすぎ問題。
あんだけ格闘技は下火描写してたのに……。
大会イメージ図の謎格闘家たち集合もホワイト・ナイト・バトル味を感じる(でも全員スキンヘッドなのは格闘技にストイックで好感が持てるんだ)。
強引な男も悪魔王子が交渉材料としてだけでなく、まだまだ利用価値がある言っているけど、この「格闘技イベント」やらに参加させる意図はなんなんだろうね?そもそも悪魔王子が大人しく言うこと聞いて参加してくれるのか?色々と謎だ。
・
・
・
……なぁ 大会に悪魔王子が絡んでくるかもしれないとかスタンプ言ってるけど、米軍があんだけひた隠しにしようとした「Mの代行」計画のガルシア・クローンが白日の下に晒されるのはええかな?
◆ニューヨークで会おう
政治も今はエンタメの時代……
スタンプ「さあっ キー坊 龍星 ニューヨークで会おう」
そのイベントへ今まさに向かっている最中のスタンプは二人との再会を期待する言葉を最後に通話を切った(←スタンプもかなり強引な男やな)。
目的:悪魔王子
水先案内人:スタンプ
大会:よく分からないシルエットの格闘家集合絵
国が変わっただけでストーリー・ラインは同
でコスパ良すぎるんじゃねえかなと思ってんだ。
再び大会パートで尺を稼ぎつつリアルで情勢変化があった時に政治パートを展開する十八番展開だと考えられる。
これが熱海に別荘を持ち、
高そうな犬(ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ)と散歩をしている
セレブ漫画家から出力される展開だ。
◆新たなる舞台へ… ← 確かに新たな舞台……しゃあけど残念ながら展開が前章と同じやわ。
次号、二人はアメリカへ…!? ← いつもどおりの疑問形。静虎合流予定で嫌な予感がして次号予告でハブられたことでリカルドの離脱を察したんだよね。
◆まとめ
1年前:ホワイト・ナイト・バトル
↓
今 年:ニューヨーク大会 ← イマココ
禁断の大会展開二度打ち。
ま…また大会パートと政治パートのランデブーが頻繁に発生する展開なのかあっ!!
思ってたよりがっつり強引な男が話に絡んでくるし、これで強引な男にとってのヨシフおじさんポジがイー〇ン・マスクだったらヤベーよ。真の特別招待選手(スペース)"X"。
バイ〇ンに比べるとリアル・強引な男はネタ要素強めというか、言動から何から何までモンキー・コミックにいそうなキャラだからアホな展開に持って行きやす過ぎるんだよね。
大国の大統領をフリー素材が如く
玩具にすることがこの漫画には許されている。
スマイル・ジョーも絶頂からドンドン転落していってるし、カラスにショットを阻まれて賭けに負けた伏線を爆速で回収中。
少し可哀そうにおも…いや、やっぱ思えねーわザマァーみろ。
ボリスとか際限なく地獄へ落とされまくったからスマイル・ジョーはもっと地獄に落ちるべきだと考えられる。
それと次の舞台がニューヨークということは道場をかまえている設定と最近の過去要素の掘り返しっぷりを見るに朝昇 再登場がそこそこ可能性あると思っているのは俺なんだよね。
ムフフフ…ニューヨーク大会における周師匠枠、待ってるよ。
久しく出てない四大幻獣もゴア博士から本国で治療を受けているって説明が大分前にあったし、また醜態を晒す登場する目がありますね。
……絶賛猿空間に幽閉中の鷹兄に関してははバトキンかどっかの部族に変形した姿で登場したらええやろ(適当)
◆次号予告
次のプレボNo.11は3月3日月曜日です。
ウアアア合併号ダーッ 助ケテクレーッ。
出典:猿渡哲也『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』第406話