【感想】TOUGH外伝 龍を継ぐ男 BATTLE.363 反則級の秘技
今週は猿渡先生と"あの"岩下志麻さんの対談があったから引き延ばし展開もやむなし。
龍継<岩下志麻さんとの対談
悔しいだろうが仕方ないんだ。
◆前回までのあらすじ
スイート・デビル・ベイビーとして覚醒したサーシャの猛攻を掻い潜り、ついに致命の一撃を与えることに成功した龍星。膝靭帯破壊と顎を打ち抜き、完全にサーシャの戦闘能力を奪ったと思われたが……。脳震盪を起こし意識が消失する中でサーシャの目に涙が……この闘いの結末はいかに。
◆勝負有りか…!?
司会「龍星の強烈なアッパーがサーシャの顎に炸裂」
サーシャの打撃を紙一重で見切り、カウンターの右アッパーで顎を打ち抜いた龍星。血が飛散し骨が折れ、何本か歯が吹き飛びながら脳が揺さぶられる。ここにスイート・デビルの悪魔は轟沈した。
龍星「(も…もう立たないでください)」
さ…流石に終わりやろ…?もう哀しき過去パート入ってええで。
結局、少々被弾したけど龍星にとってはラクショーだったね。
完全決着を確信した熹一だが、レフリーはスリップダウン扱い(無理があるやろ…)にし、サーシャの頬を叩いて意識を呼び覚まそうとする。
レフリーもう形振り構ってなくて草。
クスリ渡したり、止めるべきところで止めなかったり、今までの試合を見ている西側選手はドン引きしていると考えられる。
◆悪魔
サーシャ「(悪魔 悪魔 悪魔 悪魔…悪魔がボクを産んだッ)」
朦朧とする意識の中、サーシャの脳裏には今は亡き母が映っていた。だが、その姿は徐々に悪魔のような見た目に変わっていき、自らに襲い掛かってきた。そして、サーシャは襲い掛かる母の口を引きはがす。
う あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ (PC書き文字)
今週 怖っ、怖いーよ。
口だけプレデターみたいになったサーシャ・ママの怖すぎる。スイート・デビルによる幻覚ってこんな感じなんスね。
過去の惨劇もこういう幻覚から引き起こしたのかな?ほんと救われねぇな。
こんな感じのクソみたいな幻覚を相手に打ち込む古武術が極東の国に存在するらしいっスね。こわいなーとづまりすとこ。
(*`◯´*) 幻 魔 拳「・・・」
(*`◯´*) 精髄破滅拳「・・・」
(*`◯´*) 呪 怨「・・・」
◆反則級の秘技
龍星「(そうですよね ボクが終わらせなきゃいけないんですよね)」
サーシャ「ウオォォォォ (こいつも悪魔の手先ッ)」
雄叫びを上げながらサーシャが再び立ち上がる。幻覚の中で龍星を悪魔の手先と認識し、猛攻を仕掛ける。徐々にリング端まで追い詰められた龍星はついに死角である左下から顔面を掴まれてしまった。
司会「人間離れした怪力でやるかサーシャの得意技…」
"顔面皮剥がし"
反則級の秘技であるサーシャの必殺技、"顔面皮剥がし"が炸裂した。
「でるかサーシャの得意技」←ふうん、ボクサー上がりの必殺技か……
「顔面皮剥がし」←いや、ちょっと待てよ
ボクサー上がりの必殺技が皮剝がしってそんなんあり?
司会や観客の反応的に毎回この人格変換現象と顔面皮剝がしやってたのかなぁ。狂人過ぎるだろ…。
(どう見てもアジア人っぽい)マネキン観客も相変わらず「いけぇ 日本人をぶっ〇せ」ってノリノリだし、やっぱし野蛮スね、R国民は。
◆衝撃の出自
一方、鬼龍はヨシフに対してホワイト・ナイト・バトルでサーシャが勝てば本当に恩赦を与える気はあるのかと問うと……、
ヨシフ「もちろんだ 刑務所から出して…生存率0%の最前線へ送り込む」
なんと、釈放後はまず生きては帰れないU国侵攻の最前線へ送り込むつもりだと言う。さらにヨシフは生まれながらの麻薬中毒患者であるサーシャを人間の出来損ない……刑務所でタダ飯を食わせる必要はないとまで言い張った。
こいつクソっスね。
誰のせいでこんな哀しきモンスターが生まれたと思ってるんだか。
それに、こんなモンスターを前線に送り込んでも
秒で蜂の巣だと考えられるが……。
もちろん味方に対してもめちゃくちゃ迷惑。肉壁かな?
だが、冷酷ともいえるヨシフの物言いに対して鬼龍はある衝撃的な事実を話し出す。それは……、
鬼龍「サーシャを麻薬中毒患者にしたのはあんただろう」
実はサーシャの母とヨシフは愛人関係、サーシャはヨシフの息子という噂があると。
ウ……ウソやろ
こ……こんなことが
こ……こんなことが許されていいのか
ここにきてサーシャ・ママにメスブタを超えたメスブタ設定追加。
今時こんなエグイ展開許されるんか。
そして、初登場時の大物感から一気に小物まで転落したヨシフおじさん。
この人カスすぎませんかね?
現状、血のつながりがあるのはあくまで噂レベルだけど、このフリで「息子じゃねーよ」展開もなさそうだし、本当なんだろうなぁ…。
◆不貞の子に巻き添えで殺された父と兄に哀しき過去…。
鬼龍「酷いなぁ 親の心とかないんか?」←お前が言うな定期。
◆絶体絶命
熹一「龍星ェッ 逃げろ」
下顎骨の皮膚がめくり上がる龍星。熹一は龍星に脱出を促すが……。
うえぇぇ…今週グロいよ~。
まぁ両手足がフリーで脱出はできそうだから心配はないけど。
さすがに精髄破滅拳あたりを解禁して静かに仰臥させるんやろか?
◆レフリーは止めず ← アンフェアを超えたアンフェア。ジャッジー
次号、龍星はこの危機に…!? ← ところで、さらなるドラマは?
◆まとめ
そうか!
君は生まれながらの麻薬中毒患者で常に錯乱状態だから、
身の回りの人全てが悪魔に見えて怪力を振るうことでしか心の安寧を保つことができないんだね。かわいそ…。
ガチで可哀そうなのはルールで禁止スよね。
サーシャが被害者を超えた被害者すぎる(抑制剤が効いていたときの性格もカス?…その話はするな。ワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんや)。
登場後はひたすらヨシフおじさんの株がどんどん下がっていっているし、鬼龍おじさんと父親としては同レべだね。謎のシンパシー感じてそう。
◆(このR国展開)編集は止めず…
◆次号予告
次のプレボNo.7は1月29日月曜日です。
出典:猿渡哲也『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』第363話