コメディカル✖︎副業
私は視能訓練士という眼科専門のニッチなコメディカルです。
看護師、薬剤師、検査技師などと比べ知名度は低く、患者さんからは看護師と間違われる事が多いです。また、働ける職場は基本眼科に限られますので、狭い世界でもあります。
副業が必要な理由
収入増加
スキルアップ
他の現場を見てノウハウを得る
転職のための保険
その中でも最も大きな理由は収入の増加があげられます。コメディカルの収入は「ふつう」で日本の平均年収の400万円前後が多いように思います。家族を持ってマイホームは可能ではありますが、余裕があるわけではなく、老後も心配です。また、40代くらいになると求人が途端に少なくなる傾向があり、コストが安い新卒や今後伸びる若いスタッフの求人が多くなる傾向があります。
私が持っている視能訓練士においては、ここ数年なぜか中途採用のスタッフの転職希望者がかなり少なくなっており、病院の立ち上げ等で経験のあるスタッフが欲しいといった場合に集まらないケースが増えてきています。
その理由としては
一時的な問題かもしれませんが、経験を考慮しても給与が減ってしまうのでは、人間関係の問題がない限り重い腰が上がらないのが現状かとと思います。
求人情報をみると「2○万円〜 経験を考慮」などが多く、自分はいったいどのような評価をされるか不明ですし、魅力的に映りません。病院側からの視点では、診療報酬が年々減少し、保険診療だけでは中々コメディカルの給与を上げにくい問題もあります。
給与が上がらない、でもスキルアップしたいという場合は他の職場を経験し、副業するのが最も合理的ですが、副業のハードルが高い理由があります。
副業しにくい
視能訓練士に限らずコメディカルは副業しにくい状況です。
その理由としては
などがよく聞く理由です。
私自信は就業規則で副業不可となっており、
できませんでしたが、医者や一部のスタッフは
副業していたため、なぜ人により差があるのか疑問に思っておりました。副業不可の理由を聞いてみると「本業に影響あるから」とのことでしたが、体力面では影響あるかもしれませんが、スキルアップという意味合いでは副業は非常に効果的なように思います。
転職サイトに登録
私の場合は半ば興味本位で自分の市場価値はどんなものかと転職サイトに登録しました。
そこでは応募したり、経歴をみた施設からスカウトを受けるなどのシステムで、私の場合は幸運な事にいくつかの施設からスカウトを受けることができ、40代でも必要としてくれる施設があるんだと自信がつきました。
さいごに
今の職場で自分のやりたい事やストレスが溜まる事なく楽しく業務できて、長く続けられるに越したことはありません。
ただ、体調を崩したり疲れたり、ステップアップや他の業務に興味がある場合は転職も一つの選択だと思います。
まずは転職サービスに登録してみましょう。思いがけないスカウトがあるかもしれません。