長屋の心で。
峠工房のホームページは
そこつ長屋
と言います。
なぜ、
宣伝下手で隠れ家的NPO
と長年(私に)言われているのに
名前では検索に引っかかりにくい
この名前にしたのか。
今でこそ、早さ、見やすさ、安全性重視で
ワードアートとイラストや
に脳を支配されている私ですが、ホームページを開設した頃はワードアートもイラストやも使っていませんでした。
ホームページ開設当時、今のように児童の発達障害が社会問題になる前、峠工房は、
中学卒業後、行き場のない成人の障害者
の方に、
作業、学習、生活の3つを柱とした訓練、指導をし社会に送り出すことが中心
でした。
自立に向けた作業訓練として、さまざまな企業様からさまざまな仕事をいただいており、その一環として印刷をやっていました。
印刷に限らず、作業訓練とは言え、峠工房をご理解くださり依頼してくださった、ちゃんとしたお店や企業から頂いている仕事です。
善意の衣を纏って低クオリティでも納得せざるを得ないような
ものをお出ししたくありません。
だから絵も頑張って描いてたし、デザインもワードアートじゃなくてイラストレーター使ってたし、割り付けが綺麗にできるようにワードではないソフトを使っていました。
クオリティを保ち、印刷屋としても確固たる地位を築きたい、その気持ちからホームページは障害支援と印刷部門は分けることにしました。
それなら、と、その後何を思いついてやり始めても
クオリティを保ち、地位を築けるもの
になるようコンテンツとして分けて
ポータルサイト的なホームページにしよう
とかんがえたのです。
障害支援施設、峠工房から派生したものが並列して各々の立ち位置を保っている…
長屋のように。
ある部屋には大工が、ある部屋にはご隠居が、ある部屋には与太郎が、みんな同じ目線で暮らしている、そんなイメージです。
そして、
長屋といえば落語
です。
だから
そこつ長屋
とあいなったわけです。
長屋はわかったけど、そこつはどっからきたんだい?
そらぁお前、粗忽者がやってる峠工房だと一目でわかるようにだよ。
お後がよろしいようで。
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受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。